今年初の開催となった第14回関東柔術オープントーナメントは、わずか数日でエントリーが締め切りとなり、昨今の柔術人気を現わすかのようなエントリー状況となった。開催当日の天気予報が雪で、交通機関への影響が心配されたが、実際は雨となり天気に影響されることなく開催された。屋外の寒さを吹き飛ばすかのように、各マットで100試合をこえる熱戦が繰り広げられた。
マスター3黒帯フェザー級
〇平村太志 (IGLOO)
vs
×佐野夏輝 (CARPE DIEM MITA)
最初のダブルガードをはじめとして、随所でアドバンテージを奪った平林が、アドバンテージ差で勝利を飾った。
マスター3黒帯ライト級
〇中村大輔 (PATO STUDIO)
vs
×近藤大介 (トラスト柔術アカデミー)
黒帯デビュー戦となった近藤に対し、中村がシングルレッグのテイクダウンからの怒涛の攻めで7点を先取。そこから腕十字を極めてベテラン力を見せつける勝利を果たした。
マスター4黒帯ライトフェザー級
〇萬治邦行 (トライフォース柔術アカデミー)
vs
×萬治邦行 (トライフォース柔術アカデミー)
ボトムから作ろうと動く相澤と、根気強くパスを狙う萬治。残り20秒でついに萬治がパスをきめ、このパスポイントが決勝点となって、萬治が勝利を果たした。
マスター4黒帯フェザー級
〇伊藤英元 (トライフォース柔術アカデミー)
vs
×須賀喜彌 (CARPE DIEM)
伊藤があきらめずにしつこくバスを狙い、パスポイント3点を奪取。須賀もクローズドガードから攻め続けるが、点が入るまでとはいかず、伊藤の勝利となった。
マスター4黒帯ライト級
〇塚本隆康 (パラエストラ吉祥寺)
vs
×髙玉年克 (Robust Jiu-Jitsu)
クローズドガードから、ラッソーなどを用いて攻め続ける高玉と、パスを狙う塚本。拮抗したやり取りは5分では決着に到らず、最後はレフェリー判定で塚本の勝利となった。
マスター4黒帯ミドル級
〇Alexandre Avakiants (CARPE DIEM)
vs
×黒岩大輔 (トイカツグラップリング東中野)
ハーフ状態からAvakiantsがパスを決め、そのままの状態で締め技に移行、僅か1分ほどで勝利を決めた。
マスター5黒帯フェザー級
〇石田浩 (頂柔術)
vs
×渡辺幸治 (PATO STUDIO)
前半、クローズドから作ろうとする石田。その後立ちに移行し、スクランブルからバックで4点を石田が先取する。渡辺もニーオンベリーなどで追いかけるものの及ばず、渡辺の勝利となった。
マスター5黒帯ミドル級
〇高橋圭太 (上野御徒町ブラジリアン柔術部)
vs
×臼井稔 (Over Limit 千葉 さくら柔術)
残り2分となったところで、クローズドガードを割ろうとバランスを崩した臼井に対し、高橋がすかさずバックを奪う。極めには至らなかったものの、この際の4点が決勝点となって、高橋が勝利した。
マスター7黒帯ルースター級
〇瀬尾勝哉 (ヒロブラジリアン柔術アカデミー横浜)
vs
×土田一晴 (CARPE DIEM JIYUGAOKA)
土田の引き込みをかわしてバックにつこうと回り込んだ瀬尾、これでアドバンテージを奪うと、さらにパスを仕掛けてアドバンテージを追加した。このアドバンテージ2点でリードした瀬尾の勝利となった。
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Photo by Kinya Hashimoto and Shiho Yaginuma
Text by JBJJF