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【JBJJF】第14回関東柔術オープントーナメント試合レポート⑤｜女子アダルト・マスター紫・茶帯

今年初の開催となった第14回関東柔術オープントーナメントは、わずか数日でエントリーが締め切りとなり、昨今の柔術人気を現わすかのようなエントリー状況となった。開催当日の天気予報が雪で、交通機関への影響が心配されたが、実際は雨となり天気に影響されることなく開催された。屋外の寒さを吹き飛ばすかのように、各マットで100試合をこえる熱戦が繰り広げられた。

女子アダルト紫帯ルースター級
〇久保真由美 (X-TREME EBINA)
vs
×庄山貴絵 (トライフォース柔術アカデミー)
久保が序盤にシングルレッグのテイクダウンから2点を奪う。床山もボトムからのガードを駆使して追いつこうとしたものの、点数を取るには到らず、久保の勝利となった。

女子アダルト紫帯ライトフェザー級
〇Park Yeji (LOCKSTADOR STUDIO)
vs
×樋田智子 (CARPE DIEM FUKUOKA)
紫帯デビュー戦となった樋田が長い手足を生かしてボトムから果敢に攻めるが、Yejiも体幹の強さを見せながらそれに応戦した。ポイント0-0のまま終了したこの試合はレフェリー判定でYejiの勝利となった。

女子アダルト茶帯フェザー級
〇川村竜子 (BOHEMIANS)
vs
×浦辺里香 (トライフォース柔術アカデミー)
序盤のスクランブル状態からパスガードを決めた川村。そのポイントを守り切り、勝利した。浦辺も下から作ろうと試みながら追いかけたが、アドバンテージを取るにとどまり、及ばなかった。

女子マスター1茶帯ライトフェザー級
〇岩瀬利菜 (トライフォース柔術アカデミー)
vs
×Melissa Wu (Now Or Never)
開始早々に体格で勝る岩瀬がWuを三角絞めの形で捕らえたまま試合が進行。途中一瞬絞めが外れてWuがパスガードを狙う瞬間もあったものの、再び三角絞めの形に。岩瀬がアドバンテージを積み重ねての勝利となった。

女子マスター3茶帯ライトフェザー級
〇向井奈津子 (HOLO I MUA)
vs
×澤田明子 (DRAGON’S DEN)
引き込んでボトムから三角絞めや十字絞めを狙う向井。最終的には開始わずか55秒で十字絞めが極まり、向井が勝利した。

女子マスター4茶帯ライトフェザー級
〇菊池みちる (PATO STUDIO)
vs
×藤川裕子 (Carpe Diem Machida)
パスを仕掛けた菊池にアドバンテージが入った残り1分、お互いに立ち上がったところから藤川がテイクダウンを決めて2点を奪取。そのまま終わるかと思われた残り20秒で菊池がニーオンベリーで応戦し、これがポイントに。アドバンテージ1差の薄氷の勝利を菊池が果たした。