2024年3月17日、曇り空と雨が繰り返される天気模様の照葉積水ハウスアリーナにて、福岡国際柔術選手権2024が行われた。
関東圏での開催と比べると試合数は少ないものの、遠征組を含めて多くの選手が出場し、熱戦が各カテゴリーで繰り広げられた。
アダルト紫帯ライトフェザー級
〇Diogo Tada (インファイトジャパン)
vs
×鈴木健太郎 (PATO STUDIO)
序盤、鈴木が豪快な後転スイープを2回決めて4点を奪うが、残り2分でTadaが払い腰からパスガード、マウントまでもっていき逆転、そのまま逃げ切って勝利した。
アダルト紫帯フェザー級
〇川口澪 (ラペル)
vs
×河野光陽 (BOHEMIANS)
開始直後に川口がベリンボロの体制から起き上がってマウントを奪う。そのまま上に移動して三角絞めの体制に入ると、極めきり、試合開始40秒の電光石火の勝利となった。
アダルト紫帯ライト級
〇岩永美雅 (CARPE DIEM KURUME)
vs
×向野弘章 (DESTINY JIU-JITSU)
岩永がまずはパス際にバランスを崩した向野を押し倒して2点を奪うと、そこからさらにテイクダウン、パスガード、バックで点数を追加して、追いすがる向野を振り切っての勝利となった。
アダルト紫帯ミドル級
〇佐々和紀 (TATORU)
vs
×Conrad Han (Grappling24/7)
中盤で佐々がパスガードを決めて3点を先取すると、残り1分でさらにパスガードとバックポジションを奪って点を追加。終わってみれば、10-0と大差で佐々が勝利した。
アダルト茶帯ミドル級
〇為房虎太郎 (Carpe Diem芦屋)
vs
×天本裕大 (ねわざワールド)
開始早々、為房がタックルで2点を先取し、その後バックポイントも追加して迎えた残り5分過ぎ、バックに回った為房が送り襟締めを極めて勝利した。
アダルト茶帯ウルトラヘビー級
〇渕上幹斗 (DESTINY JIU-JITSU)
vs
×Seokyoung Lee (BRANDIST STUDIO)
開始40秒でパスガードを決めた渕上が、上四方方向に回り、そのまま腕を取って極め、勝利した。
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Photo and text by JBJJF
