7/17-18の2日間に渡り、静岡圏湖西市の湖西アメニティプラザにてASJJF主催「ドゥマウインターナショナル2021」が開催された。
2003年に初めての大会を行ったドゥマウの中でも最も歴史が古い大会の1つなのが、このドゥマウインターナショナルだ。
かつては海外から強豪選手を多数招聘して日本vs世界の図式の大会名通りの国際戦が見られたが、現在はコロナ禍ということもあり、選手の招聘はなく通常の大会と同様にレギュラートーナメントとして行われている。
とはいえ、今大会はギとノーギ、そしてキッズと大まかに分けて3つのカテゴリーで試合が組まれ、それぞれで見どころある対戦が多数あったので、それらを紹介していきたい。
まずはノーギの試合からレポートしていく。
マスター2黒帯ヘビー決勝戦
ヨースキ・ストー(Impacto Japan BJJ)
vs
マイケル・ケイツ(黒旗BJJ沖縄)
マスター2黒帯はヘビーとオープンでヨースキvsマイケルの2連戦。本来はミドルのヨースキが階級アップしてヘビーにエントリーし、マイケルからヒザ十字で一本勝ち。
マスター2黒帯オープンクラス決勝戦
ヨースキ・ストー(Impacto Japan BJJ)
vs
マイケル・ケイツ(黒旗BJJ沖縄)
階級別に続いての対戦でもヨースキが一本勝ちでマイケルを一蹴。1:23で肩固めを極め、2試合連続の一本勝ちでWゴールド獲得を決めた。
アダルト茶帯オープンクラス決勝戦
マテウス・ヒロトミ(Impacto Japan BJJ)
vs
ハリー・ハヤシ(セキタニ柔術アカデミー)
アダルト茶帯はオープンクラスの1試合のみの開催。マテウスとハリーの一騎打ちはマテウスがフットロックを極め、1:54 一本勝ちで優勝を果たす。
アダルト紫帯オープンクラス決勝戦
マルケス・フランクス(モリニエール・マーシャルアーツ
vs
荒木廣展(Impacto Japan BJJ)
一本勝ちが続出していたノーギマッチだがこの試合も一本決着。マルケスが三角絞めをセットアップし、そこからスイープしながらトップから三角を極め、荒木を秒殺葬。
アダルト青帯オープンクラス決勝戦
ルーカス・ミヤモト(セキタニ柔術アカデミー)
vs
谷口実(RBアカデミー)
かのレダ・メブトゥシュを極めたミノルロックを得意とする谷口だが、あの試合以来ぱっとした活躍はなし。今大会でも決勝戦まで勝ち進むも若干18歳のルーカスに敗れ準優勝に終わる。
Photo and text by 橋本欽也/Kinya Hashimoto