
第16回全日本ノービス柔術オープントーナメントは、4月12日(土)に横浜武道館で開催された。
白帯の日本一を決める大会は、各参加者が白帯とは思えないほどの白熱した戦いが繰り広げられ、会場は観客たちの歓声と拍手であふれた。
昨今の柔術人気を映し出し、トーナメントは10代から60代までの幅広い年齢層を対象に、アダルトからマスター6のカテゴリーで展開。
女子選手たちの試合も多数行われ、性別を問わず柔術の魅力が輝く大会だった。
観客やセコンドの応援と選手たちの熱い戦いが一体となり、横浜武道館は柔術の新たな可能性を示す興奮の舞台となった。


アダルト白帯ルースター級
〇草野良輔 (リバーサルジム立川ALPHA)
vs
●佐藤圭悟 (リバーサルジム新宿Me,We)
最初のダブルガードの攻防でアドバンテージを得た草野。その後は佐藤がボトムから攻め、草野もパスガード狙う展開。激しい攻防ながらスコアレスで試合が進む。結局そのままタイムアップとなったが、アドバンテージ差で辛くも草野が逃げ切った。


アダルト白帯ライトフェザー級
〇江村愁太 (ピュアブレッド)
vs
●Breno Nakauchi (インファイトジャパン)
インバーテッドになりながらうまく江村がスイープをして先制すると、すかさずNakauchiもスイープで同点とする。白帯とは思えないような白熱したやりとりは、スコアレスでタイムアップ。レフェリー判定で江村が勝利を果たした。


アダルト白帯フェザー級
〇五十嵐理希 (飛翔塾 SORA)
vs
●西村美輝 (TATORU)
立ち技で強さを見せる五十嵐、足を払ってテイクダウンに成功し2点を先制する。クローズガードでこらえた西村に対し、ニースライスパスをしかけた五十嵐は、そのままバックに回り、バックチョークに入ると極め切り勝利をおさめた。


アダルト白帯ライト級
〇福島祐也 (CARPE DIEM MITA)
vs
●神田駿介 (CARPE DIEM KIMITSU)
残り時間2分をきったところで福島が仕掛ける。パスガードを決めて3点を先制する。神田もスイープで2点を返しがさらに福島がパスガードを仕返し、6-2で福島が勝利を果たした。


アダルト白帯ミドル級
〇小牧秀明 (パラエストラ吉祥寺)
vs
●Vincent Fhal (CHECKMAT CDJJ TOKYO)
序盤、引き込んだ小牧に、Fhalがうまく合わせて2点を先制する。対する小牧はボトムから同じ形で3回スイープを決めて逆転すると、パスガードも決めて9点を取ると、最後はアームロック、腕十字と極めにかかるが、ここでタイムアップ。スコア差で小牧が勝利を果たした。


アダルト白帯ヘビー級
〇橋本康平 (ファイティングラボ松本)
vs
●清水弘明 (RRT)
試合序盤で橋本がテイクダウンを決めて先制すると、パスガード、マウントなどで12-0とリードする。そこから肩固めの体勢に入った橋本が時間をかけて極め切り、橋本が勝利を果たした。


アダルト白帯ウルトラヘビー級
〇Miles Leake (ONI BRAZILLIAN JIU-JUTSU ACADEMY)
vs
●大橋亮 (Robust Jiu-Jitsu)
体の大きな二人の対戦は立ち技から開始され、Leakeが足をもってテイクダウンを奪うとそのままマウントまで持っていく。マウントから足を使ってアームロックを決めたLeakeが勝利をおさめた。


アダルト白帯オープンクラス
〇Luke Porter (CARPE DIEM KAMAKURA)
vs
●小牧秀明 (パラエストラ吉祥寺)
体格で勝るPorterがボトムから攻める小牧をパスガードして先制する。その後はPorterがマウント、バック、マウントと点数を重ねた。小牧は何とか極めは凌いだものの、点数を奪うには至らなかった。
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