
第10回全日本ノーギ柔術オープントーナメントが2025年4月13日(日)、横浜武道館の武道場で開催された。
今年初のノーギ形式の試合であり、道着ありの試合とは異なり、動きが激しくスピーディーな展開が多く見られた。
本大会ではアダルトからマスター5まで、幅広い年齢層の選手たちが出場し、多種多様な試合が繰り広げられた。
特にオープンクラスでは10名近い参加者がトーナメント形式で頂点を争い、白熱した戦いが会場を沸かせた。
有観客の試合ということもあり、観客席からは歓声と応援が響き、グラップリング人気を象徴するような大会となった。


アダルト茶帯ライトフェザー級
〇時任飛鳥 (CARPE DIEM)
vs
●伏見達之介 (Carpe Diem芦屋)
序盤は伏見がディープハーフからの展開を試みる展開。時任は耐える。立ちに戻ってテイクダウンにいった時任にアドバンテージが入る。激しい攻防が続くも、スコアレスでタイムアップ。アドバンテージ1つの差で時任が逃げ切った。


アダルト茶帯フェザー級
〇長谷佑馬 (パラエストラ吉祥寺)
vs
●岩﨑一志 (X-TREME EBINA)
ボトムから積極的に足を狙う長谷。試合開始1分で岩崎の足をとらえると、30秒かけて極め切り、勝利を果たした。


アダルト茶帯ライト級
〇為房虎太郎 (Carpe Diem芦屋)
vs
●田島直樹 (柳澤柔術)
スピードで勝る為房が、足を取りにきた田島をかわし、バックについて4点を先制する。その後の田島の猛攻を体幹の強さでかわしていく為房。終盤にもバックとテイクダウン、パスガードと決めて、完封勝利を果たした。


アダルト茶帯ミドル級
〇Willian Saio (PATO STUDIO)
vs
●八木隆志 (今成柔術)
序盤、足を狙い合う両者、一瞬の隙をついてSaioが立ち上がりスイープを決めて2点を先制する。その後、試合時間をいっぱいに使って激しい攻防が繰り広げられるが、八木はポイントには至らず、ポイント差でSaioの勝利となった。


アダルト茶帯スーパーヘビー級
〇大嶋聡承 (寿柔術)
vs
●Wonzik Seo (moonbjj)
大嶋がテイクダウンで先制すると、そのままバックまでもっていき、6点を先制する。その後も柔らかい動きで動き続ける大嶋はスイープで加点し、8-0で勝利をおさめた。


アダルト茶帯オープンクラス
〇鈴木太陽 (CARPE DIEM MITA)
vs
●大嶋聡承 (寿柔術)
大嶋がボトム、鈴木がトップで静かながらも緊迫したやり取りが続く。お互いポイントには至らぬままスコアレでレフェリー判定へ。三審制で2-1で鈴木が勝利した。
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