石川祐樹のMore than Jiu-Jitsu【第6話／全12話】
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怪我について
Jiu-Jitsu Navi のご購読者の皆様こんにちは。カルペディエム代表の石川祐樹です。このコラムは１２本の約束なんですが、今回で８本目くらいではないでしょうか。あと数本のお付き合いとなりますがよろしくお願いいたします。（←石川さんまだ6本です！新明）
今回は柔術と怪我について書いてみたいと思います。
「柔術は安全な格闘技です」という言葉は道場の宣伝文句などでよく使われてきたと思います。実は僕はこの言葉を長い間使っていません。正直、柔術が安全だとは思えなくなってきているからです。
なんとなく打撃の格闘技、総合格闘技よりは怪我が少なそう、と思わなくもないのですが、統計を取ったことはありません。
なんとなく「柔術は安全」というイメージが作られていたと思います。しかし、どうでしょう、皆さんの道場では怪我が発生していないでしょうか？していますよね、それもけっこう頻繁に。
誤解を恐れずに言えば僕が主宰するカルペディエム青山本部道場でも会員さんの怪我はよくあることです。ちょっとした突き指から、中には手術が必要になってしまう膝の靭帯の断裂まで、さまざまな怪我が起きています。
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