2月6日(日)東京都港区・リバーサルジム東京スタンドアウト田町芝浦スタジオ・主催SUNRISEプロモーション「FINISH 06」が開催される。
FINISH(フィニッシュ)とは、どんな大会なのか2回に分けて書いていきます。
ルール
MMAの試合を想定したグラップリングルールということで、独自のルールと路線で継続してきた。
柔術家からするとエキスパートルールの外掛け、ヒールフック、ネックロック、フェイスロックが全て有効なルールは中々無いので貴重な大会となる。
レベルは、3つのカテゴリーに別れている。
・ビギナー :BJJ白帯相当(ある程度の攻防ができて、格闘技歴1~2年程度の経験者)
・アドバンス :BJJ青~紫帯相当(アマチュアMMA選手、グラップリング大会多数出場者)
・エキスパート :BJJ茶~黒帯相当(プロMMA選手、グラップリング優勝経験者)
体重の階級は、UFCなどと同じユニファイドルールを参考にしていると思われる。
ストロー級(-52.2kg)
フライ級(-56.7kg)
バンタム級(-61.2kg)
フェザー級(-65.8kg)
ライト級(-70.3kg)
ウェルター級(-77.1kg)
ミドル級(-83.9kg)
ライトヘビー級(-93.0kg)
ヘビー級(+93.0kg)
MMAファイターと柔術家では、技術の違いなどによりなかなか噛み合わないことも多いが、しっかりとしたレベル分けされていることで多くの好勝負が生まれているのではないかと思う。
FINISH公式グラップリングルールはこちらこちら
過去の大会
今大会06は、前回大会05から約1年5ヶ月ぶりに開催されることとなった。
過去の大会は、一般会員・アマ&プロMMA選手・柔術家などが参加するヒールフックグラップリングイベントでした。
過去の対戦カード
FINISH 01の対戦カードはこちら
FINISH 02の対戦カードはこちら
FINISH 03の対戦カードはこちら
FINISH 04の対戦カードはこちら
FINISH 05の対戦カードはこちら
01〜04までの試合はこちらのYOUTUBEから見ることができます。
FINISH YOUTUBEチャンネルはこちら
公式結果
01の結果はこちら
02の結果はこちら
03の結果はこちら
05で初の試みエキスパートクラスの試合をスペシャルマッチという枠組みにして柔術vsMMAの注目の試合をマッチメイクした。
中でも”ヨーロッパ選手権王者”橋本知之(CARPEDIEM)とONEで活躍中の”おたつロック”和田竜光(フリー)の対戦は大きな注目を集めた。
デメトリアス・ジョンソンからもバックコントロールを奪取した和田のおたつロックが橋本にも炸裂るすのか!?
試合結果は、橋本のシッティングガードの対してトップからパスガードを仕掛ける和田が、橋本のサドルロックに捕らえられヒールフックでフィニッシュ。3分ほどで橋本が一本勝ちるを果たした。
他にも竹浦正起(柔術)vs石橋佳大(MMA)、寒河江寿泰vs上久保周哉。※こちらの2試合は時間切れのドローとなった。
セミナー
また過去の大会では、大会+セミナーというイベントを開催。
講師は、今成正和、湯浅麗歌子、ホベルト・サトシ・ソウザ、寒河江寿泰など大変豪華である。
コロナ禍が落ち着いたらまたこのような企画をやって欲しいと切に願う。
次回は主催者SUNRISEプロモーション代表山内慎人のインタビューを掲載します。
FINISH 06の対戦カードはこちら
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Photo by SUNRISEプロモーション
Text by 新明佑介/Yusuke Shinmyo