黒帯トップ選手の鍵山士門（Quip）が、11月27日（日）横浜武道館武道場で開催される『JBJJF 第15回関東柔術選手権』に出場する。実に7ヶ月ぶり2022年2度目の試合だ。
4名エントリーのアダルト黒帯ライトフェザー級で全日本で敗れている（※以下の写真参照）横山大鋳（スウェルズ柔術ジム）と初戦で対戦。決勝に進出すると同い年で元同門の山田秀之（トライフォース柔術アカデミー）とマスターカテゴリーの強豪五味良太（X-TREME EBINA）の勝者と対戦する事になる。
鍵山の現在の心境を聞きたくてインタビューを敢行した。
新明：JBJJF全日本選手権2022以来、7ヶ月ぶりの試合とのことですがどんな心境ですか？
鍵山：前回の試合が2年半ぶりだったので今回はそこまで試合期間が空いたといった感じはしないのですが、コンスタントに出ていた頃は2〜3ヶ月に1回は出場していたのでその頃に比べると久しぶりですね。笑
新明：2年半前は、2019年JBJJF全日本選手権ですね。黒帯フェザー級で決勝で橋本くんに敗れて準優勝でしたね。長い間日本のトップ戦線でコンスタントに出場して結果を出してましたもんね。
鍵山：はい、前回は試合間隔が過去最長に空いたのでとても緊張していたのですが、今回は落ち着いて日々を過ごせています。
畳み掛けるような波状攻撃が鍵山の強みだ。
新明：今回は緩やかな緊張で落ち着いているとのことで良かったです。
鍵山：今のところって感じです！
新明：黒帯4名のエントリーですが、他の選手の印象など教えて下さい。
鍵山：横山選手は前回の大会(全日本選手権)で戦って負けているのですが、ガードが上手い印象です。パスできませんでした…
五味選手はクローズドガードが上手いと聞いています。もし当たるとしたら気を付けたいですね。マスターカテゴリーでよく優勝されている様なので警戒しています。
山田選手は今までに何回か試合させてもらっていますが、どのポジションも出来るオールラウンダーという印象ですね。1番やりたくないです(笑)
新明：元同門の山田秀之選手とは試合経験はありましたっけ？山田選手に特別な思い入れはありますか？
鍵山：何度かあります！5回くらいですかね？
年齢は同じですが、柔術家としては先輩なので長く続けているところなど尊敬しています。大怪我から復帰して試合にも積極的に出場されているのも素晴らしいなと。勝ったり負けたりなので今回決勝で当たる事になったらしっかり勝ち切りたいと思っています！
新明：鍵山＆山田でFight&Lifeで一緒にインタビュー受けたことありましたよね。
鍵山：はい、そんなこともありました！
新明：それでは最後に日曜日の試合への意気込みをお願いします。
鍵山：実は前回は試合直前に怪我をしてしまった事もあり万全ではなかったのですが、今回は負けた時の言い訳は全て潰して挑んでいます！
久しぶりに優勝してジムの会員さんに自慢したいと思います！笑
新明：活躍期待しています！
Photo by 成田敏史／Satoshi Narita
Interview by 新明佑介／Yusuke Shinmyo
