フルフォース荒木拓也 柔術映像の小世界【1】
私が柔術映像を仕事にできた過程
NAVI PLUS会員の皆様、はじめまして!
大阪で、映像制作会社(株)フルフォース・プロダクションを営む、荒木拓也と申します。
2007年からスタートしたこの柔術映像の仕事も、気付けば15年以上が経過しました。柔術家でもない私が「月刊柔術家通信」を連載するにあたり、これまでの柔術映像仕事の中で経験した、本当は話したいのに誰も聞いてくれなかった出来事や想いについて、自由に書いていこうと考えました。
第1回は、私が柔術映像を仕事にできた過程を、ざっくり振り返ってみたいと思います。
■映像制作との出会い
私がはじめて映像編集に触れたのが2007年。道場仲間である伊藤君の結婚式2次会にて、余興の機会を仰せつかったことがきっかけです。
数名のメンバーで話し合ったところ「あらかじめビデオでも作っておけば、当日、気にせず酒を飲めて楽なのでは!?」という結論となり、なぜか私が編集を制作を担当することに。その内容は、若さゆえの悪ノリ甚だしく、会場をとてもツライ空気に変えましたが、私にとっては、映像で何かを表現するおもしろさを知るきっかけとなったのです。
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