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【JBJJF】第10回全日本ブラジリアン柔術オープントーナメント試合レポート② | アダルト茶帯

第10回全日本ブラジリアン柔術オープントーナメントは5月4日（土）のみどりの日の祝日に横浜武道館で行われた。
青帯から黒帯まで、アダルト（ジュブナイル）の熱戦が参加者200人近くを擁して繰り広げられた。
6月に行われるワールドに向けて、国内トップ選手も数多く出場し、階級別だけでなくオープンクラスまで10人以上のトーナメントが続出し、全日本と大会名に冠するにふさわしい大会となった。

アダルト茶帯ルースター級
〇石井晴 (トライフォース柔術アカデミー)
vs
×渋澤諒真 (PATO STUDIO)
序盤はクローズガードから石井が組み立てようとする展開。渋澤はガードが割れず、共に決め手のないまま終盤へ。後半は軽量級ならではの動きの激しい攻防が繰り広げられたが、ポイントには至らずタイムアップ。レフェリー判定で石井が激戦を制した。

アダルト茶帯ライトフェザー級
〇木村謙太 (トライフォース柔術アカデミー)
vs
×加藤聡志 (グラップリングシュートボクサーズ)
膠着した試合が動いたのは残り3分過ぎ、まず加藤が4点を奪うと、すぐさま木村が2点を取り返し追いかける。残り1分となったところで、木村が腕を取り、アームロックで極めきり勝利した。

アダルト茶帯フェザー級
〇須藤拓真 (X-TREME EBINA)
vs
×萩原大揮 (リラクシンブラジリアン柔術)
萩原が序盤マウントとバックを続けざまに奪い、送り襟絞めの展開に。何とかしのいだ須藤だが、点差は12-4と開く。残り1分半となったところで、須藤が起死回生のフットロックを極め、勝利を奪った。

アダルト茶帯ライト級
〇土屋皓仰 (PATO STUDIO)
vs
×岡本雄揮 (パラエストラ池袋)
岡本が終始スパイダーガードでボトムから作ろうとするのに対し、土屋がパスガードを狙う展開。ルーチ1ずつ、アドバンテージ1-1で迎えた残り30秒で岡本がレフェリーに見せた不満からさらにルーチを累積。これにより、土屋にアドバンテージが追加され、土屋がかろうじて勝利をおさめた。

アダルト茶帯ミドル級
〇手良向一嘉 (トライフォース柔術アカデミー)
vs
×Willian Saio (PATO STUDIO)
序盤はSaioがボトム、終盤は手良向がボトムで硬直した展開でタイムアップ。序盤に手良向が奪ったパスガードのアドバンテージ差で薄氷の勝利となった。

アダルト茶帯オープンクラス
〇岡本雄揮 (パラエストラ池袋)
vs
×手良向一嘉 (トライフォース柔術アカデミー)
試合時間が残り半分となった時点で、岡本が仕掛ける。まずはダブルガード状態から立ち上がって2点を奪うと、そのままパスガードを狙う。パスガードには及ばなかったが、そのままバック方向にうまく回り込み弓矢絞めを極めきった。