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【JBJJF】第2回全日本無差別級柔術選手権試合レポート ② | アダルト・マスター３～６茶・黒帯

第2回全日本無差別級柔術選手権は8月31日（土）に横浜武道館で行われた。
青帯から黒帯まで、無差別級の熱戦が繰り広げられた。
エントリーは70名弱と通常の大会に比べると少なくはあったものの、体格差のある選手同士の息をのむ試合、体の大きい選手同士の興奮する試合と、無差別級ならではのダイナミックな試合が数多く見られた。
1面開催ということもあり、セコンドの声が響きわたる、いつもとは違った雰囲気の中で、どの選手も試合後に笑顔になる大会となった。

アダルト茶帯オープンクラス
〇マエダトーレスドグラス (Damm Fight Japan)
vs
×萩原大揮 (リラクシンブラジリアン柔術)
ボトムから攻めを作る荻原に対し、ドグラスは落ち着いてパスガードを狙っていく。試合開始2分を過ぎたところで左右への激しくスイッチを繰り返しながら、ドグラスがパスガードをきめ、そのままニーオンベリーまでもっていき、5点を先制する。荻原も最後まであきらめず、動き続けるが、ドグラスがさらなるパスガードをきめて、点差でドグラスが逃げ切った。

マスター3茶帯オープンクラス
〇細川泰昭 (トライフォース柔術アカデミー)
vs
×村井一平 (パラエストラ小岩)
試合開始後すぐに引き込んだ細川は、ラッソーガードやスパイダーガードを使いながらボトムから攻めを作ろうとする。のこり1分半を切ったところで、細川がスイープをきめ、2点を先制する。これが決勝点となって、細川が勝利をおさめた。

マスター5茶帯オープンクラス
〇松岡英亮 (PATO STUDIO)
vs
×大岡弘幸 (アクシス柔術アカデミー)
序盤、引き込んだ大岡の足をうまく払って松岡がパスガードをきめて3点を先制する。その後大岡はクローズドガードを軸に攻め続けるが、逆転には至らず、松岡が勝利を果たした。

マスター4黒帯オープンクラス
〇黒岩大輔 (トイカツグラップリング東中野)
vs
×松村マサシ (インファイトジャパン)
引き込んだ黒岩に対し、激しいプレッシャーでパスガードを狙う松村。プレッシャーを掛けられながら足を絡めてパスガードさせない黒岩は足を振りながらスイープに成功する。途中、松村が負傷したが、最後まで死力を尽くして戦い切った。黒岩が序盤で奪った2点を守り切り、勝利を果たした。

マスター6黒帯オープンクラス
〇伊藤伸明 (パラエストラ小岩)
vs
×坂本宗彦 (Tokushima Escudo)
試合開始直後に引き込んだ坂本だったが、すぐに伊藤がパスガードを試みる。坂本はハーフガードで何とか耐えるが、上四方方向にに回りながら坂本の腕を取った伊藤がそのまま極めきって、勝利を果たした。