2024年11月23日、東京都エスフォルタアリーナ八王子にて、白帯日本一を決める大会、『第15回全日本ノービス柔術オープントーナメント』が開催された。
本大会には180名の選手が参加し、熱い戦いが繰り広げられた。ジュブナイル、アダルト、マスターのカテゴリーで各世代がしのぎを削った。
白帯の大会とはいえ、参加者の熱意と技術の高さが光る大会と、多くの観客を集めた。
柔術の未来を担う選手たちが切磋琢磨するアダルトカテゴリーの大会レポートをお届けする。
アダルト白帯ルースター級
〇大森翼 (ABLAZE八王子)
vs
×海藤直人 (X-TREME EBINA)
引き込んだ海藤に対し、大森がプレッシャー強くパスガードを狙う。スクランブルから何度かバックを取りかけた大森が、起き上がりながらマウントを奪い4点を先制。海藤も試合終了間際にスイープで2点を返すが、大森が逃げ切った。
アダルト白帯ライトフェザー級
〇山田隼人 (ALMA FIGHT GYM PUGNUS)
vs
×松本大 (ロータス世田谷)
山田が試合開始直後に引き込むとそのまま三角絞めの体勢へ。丁寧に極めきりわずか45秒での勝利を決めた。
アダルト白帯フェザー級
〇伊藤響 (Quip)
vs
×當田馨 (クラブバーバリアン)
試合開始直後に引き込んだ伊藤がクローズドガードから攻め手を探る。試合開始後3分手前でヒップスローからマウントまでもっていき、6点を先制。この点数を守り切って伊藤が勝利を果たした。
アダルト白帯ライト級
〇佐藤竜介 (草柔会岩手)
vs
×小川智也 (CARPE DIEM YOKOHAMA)
腕を取り合う激しい攻防が繰り広げられた本戦、まずは片ケ瀬が仕掛けるが、見掛がうまくかわす。パスガードを狙った形で今度は見掛が腕を取るが、試合開始直後に佐藤が引き込んでクローズドガードに小川をおさめる。佐藤の強いプレッシャーを前に動きが止まった小川にルーチが累積し、佐藤にアドバンテージが入る。これが決勝点となって、佐藤が勝利を果たした。
アダルト白帯ミドル級
〇渡邊翔太 (ABLAZE八王子)
vs
×金澤岳 (CARPE DIEM JIYUGAOKA)
体格で上回る渡邊が中盤から怒涛の攻めを見せる。バックでポイントをすると、マウント、パスガード、再度バックとポイントを重ね、終わってみれば15-0で渡邊の勝利となった。
アダルト白帯スーパーヘビー級
〇秋田渉 (RJJ)
vs
×Samuel Richard Rendell (Luminous)
立ち技の攻防後、Rendellが引き込むとクローズドガードから攻めを作ろうとするが、秋田がクローズドガードを割ってパスに成功する。その後膠着したが、秋田がトップから袖車を作り極め切って勝利を果たした。
アダルト白帯オープンクラス
〇金澤岳 (CARPE DIEM JIYUGAOKA)
vs
×小川智也 (CARPE DIEM YOKOHAMA)
カルペディエム勢同士の決勝となった本戦、ボトムに引き込んでハーフガードから作りたい小川に対し、金澤はパスガードを狙う。残り1分を切ったところで、スクランブルから金澤が襟をとらえて絞めの体勢へ。そのまま極めきり勝利を果たした。
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Photo and text by JBJJF