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【ASJJF】『トーキョースプリング』試合レポート①

マリアナスプロジャパンの翌日の3/26(日)に同会場である駒沢オリンピック公園体育館で開催されたASJJF主催の「トーキョースプリングインターナショナル2023」。

ASJJFの春の祭典という趣の大会だが、その名に相応しい華やかな雰囲気で開催された。

マリアナスプロジャパンに参戦していた海外勢の連戦や、トーキョースプリングのみに出場している選手など、なかなかの顔触れが揃っていた。

黒帯も数多くのカテゴリーで試合が組まれており、アダルト黒帯はライトの1階級のみだつわたが、マスター黒帯ではオープンクラスを含め6階級で試合が行われている。

トーキョースプリングにのみ参戦の東北の雄・後藤拓磨や、昨年のMVPであるランジェル・ロドリゲス、そしてマリアナスプロジャパンと連戦の八巻祐らが活躍した今大会。

まずはその黒帯カテゴリーの試合からレポートしたい。



アダルト黒帯はライト級のみが行われた。決勝戦はキム・ハンヒ(Hon Jiu Jitsu)と後藤拓磨(Flow Jiu Jitsu)の日韓戦となり、サドンデスでキムが激戦を制す。

八巻祐(X-TREME EBINA)はマリアナスプロジャパンと連戦し、マスター1黒帯フェザー決勝戦でタカツ・ツルギ(Impacto BJJ)を3:27 絞めで一本勝ちで優勝。


マスター1黒帯ミディアムヘビー&オープンクラスを制してWゴールドを獲得したユ・ソンフン(Asm Bigfoot Jiu Jitsu)。安定した試合ぶりを見せた。


昨年度のMVPのランジェル・ロドリゲス(RRT)はマスター2黒帯スーパーヘビーのワンマッチ決勝戦で田端祐介(パラエストラ千葉)に三角絞めを極め快勝。


ランジェルは続くオープンクラスの試合でも盤石ぶりを見せてWゴールド。ランジェルの連勝街道はまだまだ続いていくであろうことは間違いないところだ。

このところ積極的に試合出場を続けている白木“アマゾン”大輔(CARPE DIEM HOPE)はマスター3黒帯ライトで余裕の優勝。7月に行われるプロ柔術「ART.4」の試合ぶりも楽しみだ。


“バトレ”ことカーロス・キハラ(Impacto BJJ)はこれまでライトフェザーを主戦場にしていたが加齢に伴いウエイトアップでフェザーにエントリーも問題なく優勝したのは流石だ。


INFIGHT JAPANの重鎮、デニス・ヨシダも金メダル獲得。マスター5黒帯ミドルのワンマッチ決勝戦でAXIS一宮代表の白井秀幸から勝利している。


相変わらず圧倒的な強さだったヨースキ・ストー(Impacto BJJ)はマリアナスプロジャパンとトーキョースプリングの2連戦でギ&ノーギで無敗で制し、合計6つもの金メダル獲得は凄まじい。


今大会にはUWF~PRIDEで活躍した往年の名選手である髙田延彦氏も視察に訪れた。いま真摯に柔術に取り組んでいるという髙田氏の試合出場はあるか?!

Photo and text by 橋本欽也/Kinya Hashimoto

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