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【ASJJF】『コパ・ドゥマウ2023』試合レポート

エジソン・カゴハラが会長を務めるASJJF(アジアンスポーツ柔術連盟)主催の2023年の幕開け大会、「コパ・ドゥマウ2023」が、静岡県湖西市のアメニティプラザにて2/4(土)に開催された。

この湖西市は浜名湖が観光名所で、隣の浜松市からもほど近く、東京や名古屋からも比較的行きやすい場所といえるだろう。

そのため、中部地区の大会と位置付けられていながら、浜松や名古屋だけでなく東京や大阪からの遠征組の参戦も多かった。

そこで注目を集めていたのは白木“アマゾン”大輔だ。

白木は岐阜と名古屋のそれぞれにCARPE DIEMのジムをオープンしており、現在は名古屋のジムをメインに指導中だ。

昨年11月のASJJFアジアンオープンではマスターカテゴリーでWゴールドを獲得していたが、今大会ではアダルトでの参戦となっていた。

ギとノーギの両方にアダルトでエントリーした白木はノーギではミドル&オープンクラスでWゴールド、ギではライトで優勝し、3つの金メダルを獲得している。

特にノーギではたった一人の参戦ながらWゴールドを獲得したために団体表彰でも3位に食い込むという活躍ぶり。

今年もアマゾンが絶好調のようだ。



ノーギではミドルでハッキネン・シウバ(カーロストヨタBJJ)とのワンマッチ決勝戦を制した白木大輔(CARPE DIEM HOPE)。オープンクラスは2試合を勝利して優勝、Wゴールドを獲得。

【試合動画】白木大輔 vs ハッキネン・シウバ / COPA DUMAU 2023【ブラジリアン柔術】 Daisuke Shiraki Hakkynen Silva
試合動画はこちら

 


ギではアダルト黒帯ライトに参戦した白木。1回戦でハッキネンと、決勝戦で瀬谷俊彦(トラスト柔術アカデミー)に勝利して優勝している。

【試合動画】瀬谷俊彦vs白木大輔 / COPA DUMAU 2023【ブラジリアン柔術】Toshihiko Seya Daisuke Shiraki
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ノーギのオープンクラスは優勝を逃したが、それ以外では優勝し3つの金メダルを獲得した“トラオン”ことエヴェルトン・アサオ(Impacto BJJ)。パワフルな柔術が持ち味だ。


アダルト紫帯オープンクラスはレオナルド・マサトとヴィトー・ホドリゲスのRRTコンビでクローズアウト。RRTは静岡県にあるチームなので、今大会は地元大会といえる。


今大会で青帯デビューとなったニコリー・セキタニ(セキタニ柔術アカデミー)。階級別ではジュブナイル青帯ライトフェザーで優勝、オープンクラスはアダルト青帯で3位となった。


キッズで活躍したのは佐野カイラ(AXIS)だ。ギとノーギで3つの金メダル=トリプルゴールドの快挙。特にノーギではアダルト青帯ライトフェザーでオトナに混じっての優勝だった。


いまASJJFの大会で勝ちまくっているのがカーロストヨタBJJのキッズたちだ。今大会でも金メダル獲得のキッズが多数だった。左からヴィトー・スズキ、エンゾ・イマザト、クリスチャン・マツオ。


アダルトの団体優勝は今大会のホストアカデミーでもあったセキタニ柔術アカデミー。各カテゴリーに満遍なく選手を送り込んでチーム優勝を果たした。

Photo and text by 橋本欽也/Kinya Hashimoto

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