第10回中部柔術選手権は4月27日(土)に愛知県武道館で行われた。
全日本マスターの翌週とあって、エントリーは200名を下回ったものの、遠征組を含め熱戦が繰り広げられた。
特に昨今の柔術人気を現わすように白帯・青帯で4人以上のトーナメントが多く、盛り上がりを見せた。
アダルト黒帯ルースター級
〇芝本幸司 (トライフォース柔術アカデミー)
vs
×柴田宏太 (Impacto BJJ)
2023年の年間ランキング1位になっている芝本が中部選手権に参戦。
開始1分で2点を奪うと、パスガード、マウントなどで点数を重ね、終わってみれば24-0と圧勝した。
アダルト黒帯フェザー級
〇Nadav Bargil (Glam team)
vs
×近藤卓弥 (Taisho Jiu-Jitsu Academy)
試合開始直後にシングルレッグのタックルでBargilが2点を奪うと、その後も積極的に動き続ける。
最後はベリンボロのような形からバックを奪ったBargilが送り襟絞めを極めて勝利した。
アダルト黒帯オープンクラス
〇Nadav Bargil (Glam team )
vs
×柴田宏太 (Impacto BJJ)
試合開始わずか1分半でアームロックの体制にはいったBargilが、そのまま腕十字に移行して極めきり、勝利した。
Bargilは階級別に続いてダブルゴールドとなった。
マスター2黒帯ライトフェザー級
〇江崎壽 (ALMA FIGHT GYM HOMIES)
vs
×響本広明 (JP柔術アカデミー)
試合開始1分でパスガードをきめて3点を奪った江崎が、バックをしつこく狙ってパックポイントも追加。
終わってみれば7-0で響本を完封した。
マスター3黒帯ライトフェザー級
〇原浩之 (NASCER DO SOL)
vs
×杉林洋平 (Fight Holic)
拮抗したやり取りが続いたこの試合は、ポイントが入らぬまま4分以上が経過。
残り20秒で原が上下を入れ替えて2点を奪取、これが決勝点となって腹の勝利となった。
マスター4黒帯ミディアムヘビー級
〇川上聡宣 (ALMA FIGHT GYM HOMIES)
vs
×坂本宗彦 (Tokushima Escudo)
ハーフガードから作ろうとする川上に対し、姿勢を低くしてパスガードを狙う坂本。拮抗したやり取りで試合時間5分が終了。
最後に川上に入ったアドバンポイント差で川上の勝利ととなった。
マスター4黒帯オープンクラス
〇坂本宗彦 (Tokushima Escudo)
vs
×橋本貴 (パラエストラ吉祥寺)
ハーフガードから作ろうとするベテラン橋本に対し、長い手足を使ってパスガードを狙う坂本。パスガードがきまりそうな展開にもなったものの、点数には至らなかった。アドバンポイント差で坂本が階級別の雪辱を果たした。
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Photo and text by JBJJF