こんばんは編集長の新明(しんみょう)です。
SNSでは報告したのでご存知の方も多いかと思いますが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に羅患しました。
娘が最初に感染、その後、私・妻の順番で感染しました。どのような経緯で感染しどんな症状だったかを書き記しておこうと思います。
2月21日現在、私が住んでいる東京都内ではピークアウトしているとはいえ、感染者数も高止まり状態で毎日1万人以上の感染者が出ている状況です。
ブラジリアン柔術の業界では、日々の練習をおこなう道場、多くの参加者が集まる大会での感染症対策はしっかりとしていて、超濃厚接触の競技ではありますが、感染は最低限に抑えられているのではないかと思います。
それでは私が感染し、本日までどのような状態だったかを書いていきます。
読んでいる皆さんや身近な家族やお友達が感染した際の参考になればと思います。
娘の異変・発熱外来を探す
1月31日(月)
家族で夕食を食べているときに娘が「足が痛い」と言い大腿部分をさすっていました。
その後も足の痛みを訴え続けるのでおかしいと思い顔を見ると顔が紅潮していることに気がつき体温を図ると38.4°。
しかし体の痛みと発熱で苦しそうでなかなか寝付けないようです。
私と妻は、娘の新型コロナ感染を疑い東京都発熱相談センターに電話をかけてみました。2時間粘りましたがかかりませんでした。きっと感染者が増えて繋がりにくくなっているんだろうと思います。そしてスマホで発熱外来を探すことに。
東京都発熱相談センター
●電話番号:03-5320-4592または03-6258-5780
東京都福祉保健局
診療・検査医療機関の一覧
そして医療機関の一覧で自宅のある豊島区をクリックしたら、世田谷・中野・渋谷・杉並も同じPDFにまとまっているので全26ページ。
スマホからは見辛い形式でした。PCの対応だから仕方ないんですが、焦っていたのでイライラ。皆さんは、検索する際はPCをお勧めします。
夜中まで検索しましたが、空きがなく翌日に発熱外来にかかれる病院はありませんでした。
2月1日(火)
9時半にかかりつけ医で診察。症状から新型コロナウイルスが疑われたので抗原検査をしたところ15分ほどで結果が出て陽性となりました。
感染者は10日間の自宅隔離をするように指示されます。保健所から連絡が来ると言われましが2日に妻の携帯にショートメール、3日に電話がありました。
「HER -SYS(厚生労働省新型コロナウイルス感染症等情報管理システム)の健康観察を入力してくださいとショートメールが行きますが保健所の人員不足で確認できないので入力しなくて結構です」という連絡がありました。混乱が伺えますね。。。
この日から私も発熱が始まりました。「かかったかな?」と思い、ネットで予約できた発熱外来の病院でPCR検査を受けました。翌日検査結果がわかるとのことでした。
検査をしましたが2回陰性でした
2月2日(水)
午前中に検査結果がメールで届くとのことでしたが、10:50に連絡がきて陰性との結果。
こんなに辛いのに。。。
既に熱は38.6°まで上がっていて体は筋肉痛のような症状。症状で一番辛いのは体のだるさでした。
2月3日(木)
娘は連日どんどん熱が上がっていました。薬を飲んでいるのにこんな感じなんだと不安になりました。
1月31日から38°代から39°代後半になってしまい、あまりの辛さに娘の顔から表情も消えました。
薬を飲んでいなかった私は、娘のかかりつけ医の小児科に相談したら大人の私も診察してもらえるとのことで夜に伺いました。到着するとすぐに個室に案内され熱が38.6°。高い状態です。
診察を受けて数日前からみなし陽性ができるようになったので陽性にしておきますが、念の為検査しますか?と問われ。検査しますとお願いしたら抗原検査をしました。そして15分後に言われた結果がなんと陰性。
もー、なんなんだろう。
解熱剤、痰切り、咳止めの薬を処方してもらいました。
2月4日(金)
この日、新明家で唯一無症状でみんなの看病をしてくれていた妻がとうとう発熱。一家全員発熱の体調不良となりました。
食事は、消化に良いうどんや雑炊などを妻が作ってくれていましたが、東京都が送ってくれた食材(「パルスオキシメーター及び食料品の受付専用サイト」から注文)、XTENDでお世話になっている郷津さんが持ってきれた差し入れで食い繋いでいました。そしてウーバーイーツも駆使して食事は家族全員あんまり食欲はないんですがどうにか栄養を確保していました。
とうとう陽性に
2月5日(土)
薬を飲んでも熱が38°代から下がらないのでやはり陽性だろうということで再び発熱外来の病院に相談に行きました。
やはりPCR検査を受けましょうということで、PCR検査を受けました。
2回までは、検査は公費で無料で受けれるそうです。自費だと3万円ほどだったと思います。私が病院に行っている時も会社の隣の席の方がコロナ陽性になったので心配で検査を受けにきましたという方が公費でなく自費になってしまっていました。保健所が認めた濃厚接触者にならないと公費の対象にならないようなので注意が必要ですね。
翌日午前中に結果が出るとのことでした。この日の夜に妻も病院を予約して検査をしました。
2月5日(日)
とうとう来ました。陽性の連絡が。
わかっていましたが、少し不安になりました。
ワクチンは、8月25日に1回目、9月15日に2回目どちらもファイザーでした。
一緒に仕事をしている方々に連絡をしてご迷惑をかけることになってしまうことをお伝えました。
誰もが感染する可能性がありますが、やはりショッキングですね。
重症化しないことを祈りました。
そして妻も陽性との連絡が来ました。家族全員が陽性になりました。
娘と妻の回復と私の症状
娘は4日、妻は3日ほどの発熱でその後は良くなって行きました。
私だけ、発熱が1週間、その後熱が下がると喉の強烈な痛みと全身の筋肉痛のような痛みが5日ほど続きました。
そして現在も続いている症状が咳です。遷延性咳嗽(せんえんせいがいそう)というものになってしまったようです。治らないと大きな病気になるようなのでしっかり完治させたいと思います。
自分が辛い思いをして改めて思ったことは、医療関係のエッセンシャルワーカーの方々、保健所をはじめとする公務員の方々への感謝の気持ちです。
熱や全身の痛みでつらいとき優しく丁寧接してくれた病院の受付、看護師さん、お医者さんが輝いてみえました。
収束の見込みがみえてきましたが、新型コロナウイルスに感染する可能性は皆さんやご家族、お友達もまだあります。
冷静に対処してしっかり治して回復して下さい。
また柔術を楽しむその日のために!
Text by 新明佑介/Yusuke Shinmyo