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【JBJJF】ヒカルド･デラヒーバ杯 2024 大会レポート ③ | マスター１～２

年に一度の恒例開催となっているデラヒーバ杯。
今年は大会前々日に試合会場周辺がゴルフボール大の雹に襲われ、会場が雨漏りで浸水する事態に。
そんな中、マットの設置などを工夫して何とか開催された。

今年もヒカルド・デラヒーバ氏が来日し、浸水後の設営をするスタッフを激励するとともに、メダルを自ら入賞者にかけるなど、自らの名前を冠した同大会を大いに盛り上げた。
また、初日にはヒカルド・デラヒーバ氏に日本ブラジリアン柔術連盟の中井祐樹氏が紅白帯を授与するセレモニーが行われた。

試合は2日間に渡って行われ、天気や普段と異なる会場への戸惑いを感じさせない熱戦が繰り広げられた。

マスター1紫帯ルースター級
〇川端亮平 (グレイシーバッハ)
vs
×熊倉一輝 (ブラジリアン柔術アカデミー野武士)
スコアレスのまま迎えた残り1分で飛矢がスイープを成功させ、念願の2点を奪取する。そのままオーバーアンダーの形でパスガードを狙った飛矢だったが、成立までには至らず、スイープの2点が決勝点となって飛矢の勝利となった。

マスター1紫帯フェザー級
〇鈴木宏明 (FEAST柔術アカデミー)
vs
×石川嗣王 (PATO STUDIO)
鈴木が序盤でスイープで2点を奪うと、ボトムから攻めようとする石川に対し、パスガードを狙いながら鈴木がバック方向に。そのままバックにつき、襟を取ると、弓矢絞めの形で極めきり、鈴木の勝利となった。

マスター1紫帯ミディアムヘビー級
〇村岡倫行 (トライデントジム)
vs
×Jabulani Blyden (ストライプル亀有)
村岡が体格で勝るBlydenに対し、タックルからパスガード、マウントまでもっていき、一気に9点を先制する。対するBlydenもスイープからマウントに持っていくが一歩及ばず。村岡が勝利を果たした。

マスター1紫帯オープンクラス
〇村岡倫行 (トライデントジム)
vs
×Jabulani Blyden (ストライプル亀有)
テイクダウンでBlydenが先制すると、2-0のまま試合が進行していく。クローズドガードで固めるBlydenに対し、村岡がパスガードをねらっていく。残り3分を切ったところで、村岡がパスガードをきめ、逆転、そのまま試合終了となり、村岡の勝利となった。

マスター1茶帯フェザー級
〇上田尚希 (Quip)
vs
×獅戸昴太 (ブレイブハート)
試合開始直後に引き込んだ上田、ニーシールドハーフの状態から、クローズドガードを作り攻めていく。一瞬の隙をついて、腕十字を極めた上田が勝利を果たした。

マスター2紫帯ルースター級
〇太田博太郎 (飛翔塾 SORA)
vs
×江原慧 (DRAGON’S DEN)
太田が終始ボトムで攻めを繰り出す展開。江原もパスガードをしようと動き続ける。激しい攻防戦となったが、スコアレスのままタイムアップ。レフェリー判定で太田の勝利となった。

マスター2紫帯ライトフェザー級
〇グォンジェヒョン (PATO STUDIO)
vs
×上原辰郎 (ネクサセンス)
終始ボトムから攻め続けるグォンに対して、上原は積極的に動いてパスガードを狙い続ける。残り1分半となったところで、グォンがスイープをきめ、2点を先制する。最後に上原もパスガードをきめかけたが、タイムアップとなり、グォンが逃げ切った。

マスター2茶帯ライト級
〇Youngjin Jo (Innate Jiu-Jitsu)
vs
×田島直樹 (柳澤柔術)
デラヒーバガード、ハーフガード、ワームガードとJoがボトムからガードを作りながら攻めるが、ポイントには至らない。一方の田島もパスガードを成立させることができない。スコアレスのまま終了となったが、Joがレフェリー判定で勝利をおさめた.