年に一度の恒例開催となっているデラヒーバ杯。
今年は大会前々日に試合会場周辺がゴルフボール大の雹に襲われ、会場が雨漏りで浸水する事態に。
そんな中、マットの設置などを工夫して何とか開催された。
今年もヒカルド・デラヒーバ氏が来日し、浸水後の設営をするスタッフを激励するとともに、メダルを自ら入賞者にかけるなど、自らの名前を冠した同大会を大いに盛り上げた。
また、初日にはヒカルド・デラヒーバ氏に日本ブラジリアン柔術連盟の中井祐樹氏が紅白帯を授与するセレモニーが行われた。
試合は2日間に渡って行われ、天気や普段と異なる会場への戸惑いを感じさせない熱戦が繰り広げられた。
マスター3紫帯ルースター級
〇荻野勇希 (LifeLab BJJ パラエストラ小金井)
vs
×村田太郎 (PATO STUDIO)
荻野がラッソーガードからスイープし、そこからバックまでもっていく。バックチョークの形に入ったが、村田が何とかしのぐ。そのままの点差で終了となり、荻野の勝利となった。
マスター3紫帯ライトフェザー級
〇鈴木孝典 (TRIAL&ERROR)
vs
×川口悟 (DRAGON’S DEN)
川口がハーフガードで形を作ろうとするが、鈴木が強いプレッシャーでパスガードを狙う。パスガードは成立しなかったものの、アドバンテージを得た鈴木が僅差で勝利を果たした。
マスター3紫帯ライト級
〇齋藤恆和 (Quip)
vs
×伊能千晴 (ねわざワールド)
残り2分を切ったところで、齋藤が仕掛ける。後転スイープのような形でスイープすると、その後のスクランブル状態から伊能のバックを捕らえる。残りの時間はバックについたまま離れず、齋藤がポイント差で勝利を果たした。
マスター3紫帯オープンクラス
〇木村英希 (パラエストラ小岩)
vs
×西園俊一 (シュラプネル柔術アカデミー)
開始直後にハーフガードの形で引き込んだ西園だったが、木村の強いプレッシャーの前に動きが止まる。そのまま5分が経過し、アドバンテージで2つリードした木村に軍配が上がった。
マスター3茶帯ライトフェザー級
〇迫慶太 (CARPE DIEM YOKOHAMA)
vs
×盛岡優 (ロータス世田谷)
残り1分半となるまでは動きがあまりなく、迫がクローズドガードに盛岡を入れてルーチがお互いに入る展開。その後、徐々に動きが激しくなると、迫がスイープで先制。これが決勝点となって、迫が勝利を果たした。
マスター3茶帯フェザー級
〇小島陽平 (フィジカルスペース柔術アカデミー)
vs
×伊藤政人 (PATO STUDIO)
ボトムからスパイダーガード、ラッソーガードで攻め手を作ろうとした伊藤に対し、小島はパスガードを成立させ、そのままマウントまでもっていく。さらにパスガードを再度極めた小島が、10-0でポイントで勝り、勝利を決めた。
マスター4紫帯ライトフェザー級
〇松浦宏至 (リバーサルジム川口リディプス)
vs
×寺田忠則 (CARPE DIEM KAMAKURA)
試合時間のほとんどの時間を松浦が寺田を三角絞めの中に入れている状況。一本には至らなかったが、最後にアドバンテージが入り、松浦の勝利となった。
マスター4紫帯フェザー級
〇村田浩一 (ラグナロク柔術)
vs
×櫻井守 (シュラプネル柔術リベルタ)
スパイダーガードから村田が櫻井を三角絞めの中に捕らえる。一本には至らなかったが、アドバンテージが村田に入った状態で試合が終了。アドバンテージ差で村田の勝利となった。
マスター4紫帯ミディアムヘビー級
〇多部田直人 (CARPE DIEM KAMAKURA)
vs
×水野洋平 (アクシス柔術アカデミー群馬支部)
多部田が手足の長さを活かして豪快に動いてスイープをきめ、2点を先制する。水野も逆転を目指して動き続けるが逆点には至らなかった。
マスター4茶帯フェザー級
〇小林孝秀 (レナトゥス柔術アカデミー)
vs
×大戸良久 (パラエストラ吉祥寺)
小林が引き込みに合わせてスイープして2点を先制する。体勢を立て直した大戸に対して、足をめくりあげながらバックに回る小林。そのままバックチョークを極めきり、勝利を果たした。
マスター4茶帯ライト級
〇飛矢啓典 (CARPE DIEM KAMAKURA)
vs
×日野原啓太 (ねわざワールド)
スコアレスのまま迎えた残り1分で飛矢がスイープを成功させ、念願の2点を奪取する。そのままオーバーアンダーの形でパスガードを狙った飛矢だったが、成立までには至らず、スイープの2点が決勝点となって飛矢の勝利となった。
マスター4黒帯ライトフェザー級
〇池崎滋 (リバーサルジム新宿Me,We)
vs
×羽佐田徳夫 (Bjj Core Japan)
ボトムからオープンガードで攻め続ける池崎に対し、羽佐田はパスガードを狙う。スコアレスのまま終了となった本戦は、レフェリー判定で池崎の勝利となった。
マスター4黒帯ライト級
〇塚本隆康 (パラエストラ吉祥寺)
vs
×平村太志 (IGLOO)
ボトムからラペルを使いながら、攻め手を作ろうとする平村に対して、落ち着いてかわしていく塚本。スコアレスのまま試合終了となったが、試合開始直後のアドバンテージで塚本の勝利となった。
マスター4黒帯オープンクラス
〇黒岩大輔 (トイカツグラップリング東中野)
vs
×加留弘一朗 (LifeLab BJJ パラエストラ小金井)
クローズドガードから攻め続ける黒岩に対し、加留はクローズドガードが割れない。そのままスコアレスのまま終了となったが、レフェリー判定で黒岩の勝利となった。
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Photo and text by JBJJF