©️Keiji Koizumi
JBJJFのノーギ部門、POLARIS、QUINTETで活躍している寒河江寿泰(さがえとしやす)が主催する新グラップリングイベントが発表された。
10月29日の最終締切前に大会について主催者の寒河江に話を聞いてみた。
──「SIT(Scramble Ippon Tokyo)」のコンセプトを教えて下さい。
寒河江:幅広い方になるべく制約が少ないルールで安全にノーギ・グラップリングを楽しんで貰いたいと考えています。
──ルールの特徴などありましたら教えて下さい。
寒河江:アダルト、マスター共にアドバンスからヒールフックやツイスターなどの技を使えるようにしました。
◻︎募集年齢区分
アダルトクラス(全年齢対象)
マスタークラス(満40歳以上の方対象)
◻︎経験区分
ビギナー :BJJ白帯相当(格闘技歴1~2年程度、BJJ、グラップリング、アマチュアMMAの試合経験がない、または少ない方)
アドバンス:BJJ青~紫帯相当(アマチュアMMA、グラップリング、柔道、レスリング等の経験が数年あり、ある程度の試合経験がある方)
エキスパート:BJJ茶~黒帯相当(プロMMA選手、グラップリング優勝経験者 柔道、レスリング等の全国大会レベルの経験者)
--HPから転載--
──おお、ヒールフックやツイスターもですか!
寒河江:また年齢の区分を40歳を境に分けました。
──それは多くのマスター世代の出場選手にとって朗報ですね!
寒河江:コンバット柔術はスラッピング(平手打ち)によってポジションやサブミッションを促すようにルールを調整しました。
たくさんの方にノーギ・グラップリングのテクニックの楽しさを感じて欲しいです。また、本戦がドローの場合にはオーバータイムという延長戦を行います。
腕十字かバックからスタートして極めるまでのタイムで勝敗を決します。
募集ルール
男女SITサブオンリールール(ノーポイントサブオンリーマッチ)
男女SITコンバット柔術ワンマッチ(ノーポイントグラウンドスラッピングあり)
--HPから転載--
SIT コンバット柔術ルール説明
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SIT オーバータイムのルール説明
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──どんな選手に出場してもらいたいですか?
寒河江:最近ノーギをやり始めた方から、普段からノーギを練習したり試合に出ている方まで幅広く出ていただきたいです。
特に言うと、ヒールフック等のテクニックを練習はしているが、試合で使う機会がない方が出やすいルールにしているので、そういった皆さんに出ていただけたら嬉しいです。 エキスパートやアダルトだけで許される技を使いたいが、エキスパートやアダルトに出るのは厳しいかも、という方は多くいるんじゃないかと思います。
──最後に大会のPRをお願いします。
寒河江:SIT(Scramble Ippon Tokyo) Vol.1 、日本では今までに無いルール設定だと思います。
ノーギ・グラップリングの楽しさを伝えられる大会にしたいです。
所英男選手、金原正徳選手にエキシビジョンマッチで出場していただくので、そちらも楽しみにしてください!
皆さんのご参加をお待ちしています!
※金原選手、所選手の挑戦者の募集は終了しました。
大会概要
大会名:SIT(Scramble Ippon Tokyo) vol.1
主催:寒河江寿泰 (トイカツ道場/今成柔術)
日時:2023年11月4日(土)開場9時/開始10時 予定
場所:リバーサルジム東京スタンドアウト田町芝浦スタジオ
〒108-0023東京都港区芝浦2-14-13 セジュール田町1F
(最寄駅:JR『田町駅』 徒歩8分/都営線『三田駅』 徒歩9分/ゆりかもめ『芝浦ふ頭駅』 徒歩9分)
最終締切:10月29日
ホームページ
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名前:寒河江 寿泰|Sagae Toshiyasu
生年月日:1990年5月9日
出身地:山形県東置賜郡川西町
所属道場:今成柔術、トイカツグラップリング東中野
柔術歴:14年
主な戦績:
2023年全日本ノーギ柔術選手権 アダルト黒帯無差別級3位
QUINTET 出場
POLARIS 出場
Photo by Keiji Koizumi