NEWS ALL

【JBJJF】イサミ杯 2024 試合レポート | ISAMI CUP 2024

イサミ杯について
7月14日、横浜の横浜武道館にて、イサミ杯が開催された。
イサミは国内の老舗格闘技メーカーとして知られている。そのイサミの名前を冠した当該大会は、2002年に初開催され、白帯から黒帯までの無差別級のトーナメントを開催、優勝者に賞金を出すという、当時としては画期的な大会だった。
2009年にデラヒーバ杯内の無差別級をイサミ杯として開催した記録があるものの、単独開催としては、2004年を最後に開催が休止されており、なんと20年ぶりの開催となった。
今回は青帯から黒帯までの4つのトーナメントが開催され、国内外の強豪が集い闘うハイレベルのトーナメントとなった。今回のイサミ杯の優勝者には、賞金、特製の金帯、金メダルが贈呈されるという他の大会では見られない豪華なものとなった。
今回は黒帯では、シャビエル・シウバが2試合を一本勝ちで優勝。茶帯は日系ブラジリアン同士の対決となり、イサミスポンサードの選手であるドグラス・トレース・マエダが優勝した。紫帯も海外勢同士の対決となり、ソ・ボンソクが優勝。青帯のみ日本人同士の対決となり、微笑弦汰が優勝、これで微笑はKITの出場も決めている。
記録の残る2009年のデラヒーバ杯内で開催されたイサミ杯では、白帯から黒帯までの無差別級のトーナメントが開催された。茶帯・黒帯はエントリー数こそ少ないものの、ハイレベルな攻防が記録されている。
白帯では小野瀬拓見選手(パラエストラ川崎)、青帯では中倉三四郎選手(パラエストラ川越)、紫帯では吉田和弘選手(パラエストラ古河)が、茶帯では山本健一郎選手(グラスコ柔術アカデミー)、黒帯ではチアゴ・ドミンゲス選手(デラヒーバジャパン)が優勝を飾っている。
過去の記録を紐解くと、2004年のイサミ杯の黒帯での優勝者は大賀幹夫、同じく茶帯では小室宏二、紫帯では青木真也が優勝という錚々たる面々が優勝者に顔をそろえている。
来年以降もイサミ杯が開催されるかは未定ではあるものの、ニューヒーローを生み出す舞台としてぜひ継続的な開催に期待したい。

7月14日、横浜武道館にて、エンドレスサマーカップと同時開催にてイサミ杯が開催された。
このイサミ杯の各帯オープンクラスのみの賞金トーナメントは、20年ぶりの開催となった。
優勝者には賞金と、特別帯が授与されるとあって、青帯と紫帯を中心に数多くのエントリーがあった。
青帯25人、紫帯14人、茶帯6人、黒帯4人のトーナメントはどれも白熱し、優勝者はインタビューで喜びを爆発させ、笑顔を見せた。



アダルト青帯オープンクラス
〇微笑弦汰 (IGLOO)
vs
×小林龍希 (インファイトジャパン)
終始ボトムからクローズドガードで作ろうとする微笑と、パスガードを狙う小林。途中微笑が三角絞めに入ったり、小林がパスガードをしかける場面もあったものの、アドバン1-1でタイムアップ。最後はレフェリー判定で微笑に軍配が上がった。



アダルト紫帯オープンクラス
〇徐範錫 (PATO STUDIO)
vs
×Victor Rodriguez Sato (RRT)
ボトムから多彩に攻めるSatoだったが、点数には至らず、アドバンテージを重ねていく。対する徐はしつこくパスガードを狙い、残り3分過ぎについにパスガードをきめる。この3点を守り切った徐が勝利を果たした。



アダルト茶帯オープンクラス
〇Douglas Torres Maeda (Damm Fight Japan)
vs
×Kelvin Ruiz (Bjj Core Japan)
クローズドガードやデラヒーバガードで攻めるRuizとそれをうまくさばいていくMaeda。拮抗した力のやり取りはスコアレスのままタイムアップし、レフェリー判定でMaedaの勝利となった。



アダルト黒帯オープンクラス
〇Xavier Nathanial Silva (エボクス ブラジリアン柔術)
vs
×柳井夢翔 (リバーサルジム新宿Me,We)
ボトムから攻めようとする柳井に対し、体格の良さを生かしてパスガードをするSilva。パスガードからバックなどへ連携して点数を重ねていく。残り1分強となったところで、またもやパスガードをきめたSilvaが柳井をまたぐ形で腕を取り、アームロックを極めきった。

 

PHOTO LIBRARY
※PHOTO LIBRARYは有料コンテンツNAVI PLUSのサービスです。

MOVIE
◎こちらの大会映像はメンバーシップ限定公開となります。 メンバーシップのご登録はコチラから!  / @jbjjf1997  

RESULTS
PODIUM

Photo and text by JBJJF

NAVI PLUS ログイン

マイページ

会員登録する
パスワードをお忘れの場合はこちら

カテゴリー