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【JBJJF】第12回全日本ノーギ柔術選手権試合レポート① | アダルト紫帯/ 女子

ヒカルド・デラヒーバ杯の興奮冷めやらぬエスフォルタアリーナ八王子で9月23日（日）、第12回全日本ノーギ柔術選手権が行われた。
150名を超えるエントリーのなか、階級別とオープンクラスで熱戦が繰り広げられた。
全体を通して、やはりノーギは足関節などの一本勝ちが多かった印象で、ノーギの醍醐味を体現した試合が多かったように思えた。
また、MMAで活躍している選手たちのぶつかり合いは、観ていてどれも手に汗握る試合となっていた。
その中から、紫帯以上のレポートをご覧いただきたい。

アダルト紫帯ルースター級
〇谷中汰知 (BOA SORTE柔術アカデミー)
vs
×川端亮平 (グレイシーバッハ)
谷中が大内刈りのような形でテイクダウンすると、そのまま腕十字の体勢へ。腕十字を極め切り、谷中が勝利を果たした。わずか7秒、電光石火の勝利となった。

アダルト紫帯ライトフェザー級
〇大野智輝 (CARPE DIEM HIROO)
vs
×百武直宏 (柳澤柔術)
大野が長い手足を活かして大きな動きで攻めを繰り出していく。残り5分となったところで、スイープで先制すると、バック、スイープと加点していく。途中、フットロックの体勢に入る場面もあったが、百武が凌いで、タイムアップ。大野がポイント差で勝利を果たした。

アダルト紫帯フェザー級
〇浜名海歩 (X-TREME EBINA)
vs
×伊東大生 (ヤウェイ柔術アカデミー)
立ちの攻防がほとんどの時間をしめたが、後半は浜名がボトムから攻め続ける。浜名はクローズドガードやハーフガードから攻め、伊東がパスガードを狙う展開となったが、スコアレスのままタイムアップ。レフェリー判定で浜名が勝利した。

アダルト紫帯ライト級
〇内田滝琉 (ブラジリアン柔術アカデミー野武士)
vs
×Cristian Etpison Nicolescu (CARPE DIEM HIROO)
開始後すぐにNicolescuがバックを取り、バックチョークの体勢になるが、内田がうまく凌ぐ。その直後、今度は内田がバックにつき、バックチョークの体勢へ。内田が極めきり勝利した。

アダルト紫帯ミドル級
〇室谷勇汰 (リバーサルジム立川ALPHA)
vs
×岩本翔汰 (Now Or Never)
岩本が引き込んでハーフガードを作り、攻めを作ろうとする展開。室谷はトップからプレッシャー強く、攻め込んでいく。バックやスイープを狙う両者だが、ポイントには至らず、アドバンテージを重ねていく。最後はアドバンテージで上回った室谷が勝利を果たした。

アダルト紫帯オープンクラス
〇佐須啓祐 (マスタージャパン東京)
vs
×赤宗デエランニコ (CARPE DIEM MITA)
前半はかなりの時間が立ちでの攻防に費やされたが、半分を過ぎたところから、佐須がスイープからパスガードまでを奪い、5点を先制する。極めにこだわる佐須はアナコンダチョークや肩固めなどを繰り出していく。最後はバック方向に周り、バックのポイントを奪った後にバックチョークを極めて、勝利を果たした。

女子アダルト紫帯フェザー級
〇大吉風花 (PATO STUDIO)
vs
×神田麻梨乃 (藤田柔術)
序盤は大吉がボトムから攻める展開。そこからスイープをきめて、大吉がリードを奪う。上下が激しく入れ替わりながら、最後に腕十字の体勢にもなったが、神田は何とか耐える。序盤の得点を守った大吉が勝利をおさめた。