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【JBJJF】全日本ノーギの見所①|アダルトエキスパートライトフェザー級、フェザー級

9月4日(土)東京都八王子市・エスフォルタアリーナ八王子で開催される「第9回全日本ノーギ柔術選手権」の見所を紹介していきます。

昨年の同大会は、新型コロナ感染拡大の関係で中止。第8大会は、2019年11月で1年10ヶ月ぶりとなり、コロナ禍でのJBJJFのノーギカテゴリーの大会は今回初である。

今大会よりアダルトエキスパートのカテゴリーでヒールフック&ニー・リーピングが適用される。※詳しくはこちらの記事を参照
【JBJJF】9月4日全日本ノーギでヒールフック&ニー・リーピングが解禁
【動画】IBJJFでヒールフック解禁!ダラスオープンでのハイライト動画

いわゆるIBJJF系の柔術以外でNO-GI=グラップリングで活躍する選手も多くエントリーし、まさに日本一のグラップラーを決めるメンバーが揃った。

ヒールフック&ニー・リーピング有りのアダルトエキスパートのカテゴリーを階級ごとに見所を解説していく。

アダルトエキスパートライトフェザー級

©︎日本ブラジリアン柔術連盟/9/4 PM22:00


ライトフェザー級は8名がエントリー。
本命は、米倉大貴(IGLOO)だろう。昨年GTF04、BATTLE HAZARD 07、08でヒールフックでの秒殺の山を築いた。
先月のJBJJF全日本では初戦で敗れ苦渋を舐めたが、今回はヒールフック有りの”ホーム”で溜まったフラストレーションを爆発してくれるはずだ。

ZSTch「BATTLE HAZARD 07」米倉大貴vs 八田亮の動画はこちら
ZSTch「BATTLE HAZARD 08」第9試合 米倉大貴vs高橋“SUBMISSION”雄己の動画はこちら

米倉の対抗は、吉竹哲也(ねわざワールド)だろう。昨年の同階級の王者で決勝で米倉にも勝利している。
力強いレスリング、トップでのキープの力はトーナメント内で随一だと思われる。

フルフォース・チャンネル【JBJJF全日本ノーギ2019】吉竹哲也 アダルトエキスパートライトフェザー級の動画はこちら

 

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もう一人の対抗は、吉永力(トライフォース柔術アカデミー)だろう。
2019年IBJJFアジア選手権、2020年全日本選手権のアダルト茶帯ルースター級で優勝というトーナメント内の選手で一番の実績だ。
昨年10月の「KIT 01」でのイアゴ・ウエノ(当時TREE BJJ/現IGLOO)戦で極めたギロチンチョークがノーギの舞台でも炸裂するか!?

KINYABOYZ TOKYO「KIT 01」吉永力vsイヤゴ・ウエノの動画はこちら

その他にも、メキメキと実力を付けている登り調子の井手智朗(エクストリーム柔術アカデミー)、10th PLANETでの修行をおこなったノーギ経験の豊富なベテラン杉本孝(パラエストラTB)など初戦から予想が難しい試合が多数である。

アダルトエキスパートフェザー級

©︎日本ブラジリアン柔術連盟/9/4 PM22:00

 

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フェザーは14名がエントリー。
本命は、近年あらゆる舞台で活躍している寒河江寿泰(今成柔術)だろう。
GTF、BATTLE HAZARD、コンバットGTF、今成コンバット柔術、KIT、QUINTETとこの2年間寒河江の名前を目にする機会が多くあった。
ヒールフックのあるJBJJFのルールで活躍する姿を楽しみにしている寒河江ファンは多いはずだ。

ZSTch「BATTLE HAZARD 07」コンバットGTFルール清水俊一 vs 寒河江寿泰の動画はこちら

 

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対抗は、昨年の同階級王者の小野隆史(リラクシンブラジリアン柔術)だ。
小野は、強靭なフィジカルだけでなく細やかなテクニックを駆使して上下から相手コントロールすることに長けている試合巧者である。
ヒールフック上等の足関節合戦も見ものだ。

フルフォース・チャンネル【JBJJF全日本ノーギ2019】小野隆史 アダルトエキスパートフェザー級の動画はこちら

もう一人の対抗は、元祖二刀流のベテラン西林浩平(PATO STUDIO)を挙げたい。
黎明期から柔術とグラップリング両大会で活躍していた西林は、ADCC、グランドインパクトなどNO-GIシーンを牽引してきた。
そんなベテラン西林があえてヒールフックのあるアダルトエキスパートにエントリーしたということは自信があるはずだ。総合力と足関節に注目だ。

JBJJF『第5回全日本ノーギ柔術選手権』アダルトエキスパートオープンクラス西林浩平 vs 村田卓実の動画はこちら

その他にも、MMAファイターで力強いグラップリングに定評のあるサイバー遼こと井関遼(トライフォース柔術アカデミー)、超絶テクニカルな江端講平(BOHEMIANS)、QUINTETに参戦したクレイグ・ジョーンズのアブソリュートMMAでの修行経験もある中島康輔(トライフォース柔術アカデミー)、夫婦揃って極めの強いベテラン杉内勇(ポゴナ・クラブジム)など好勝負が期待されるカテゴリーだ。

第9回全日本ノーギ柔術選手権
https://www.jbjjf.com/upcoming-events/nogi_all9/
Text by 新明佑介/Yusuke Shinmyo

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