NEWS ALL

【JBJJF】『修斗杯柔術選手権2023 横浜』試合レポート

日本の柔術の黎明期は修斗と共にあったといっても過言ではないほど密接な関係がある。

かつてはプロ修斗のリングで柔術マッチが行われることも珍しくなく、またアマチュア修斗の大会ではブラジリアン柔術の試合も並行して行われていたことを知る人も多いだろう。

その関係はすでに20年以上にも及び、今日にまで続いている。

そもそも日本ブラジリアン柔術連盟の会長を元プロシューターの中井祐樹氏が務めていることからも、修斗と柔術の深い関係を窺い知れることだろう。

そんな修斗の名を冠した大会がこの「修斗杯」だ。

今大会はコロナ禍以前から開催されており、大会の中では修斗に関連する選手のスーパーファイトやエキシビジョンマッチが行われるのが特徴で、その他の大会との差別化が図られている。

コロナ禍以降では初開催となったこの修斗杯では、かつてはプロ修斗のリングで活躍していた往年のプロシューターである宇野薫と水垣偉弥がエキシビジョンマッチで対戦し、大会に華を添えていた。

また会場にはJBJJF会長の中井祐樹氏だけでなく、日本修斗協会の理事を務める佐藤ルミナ氏も顔を揃え、オールドファンを喜ばせている。

この修斗杯は今後も継続して開催していくとのことで、これからはどんなコラボや対戦が企画されていくのか楽しみにしていきたい。



エキシビジョンマッチで対戦した宇野薫と水垣偉弥。宇野はスペシャルエディションのカラフルなドーギで登場。水垣のドーギ姿も新鮮だ。


茶帯の宇野と青帯の水垣の目まぐるしく攻守が入れ替わる攻防はエキシビジョンならでは。もちろん勝敗はなく試合後は両者の手が挙げられている。

【修斗杯柔術選手権2023 横浜】水垣偉弥 vs 宇野薫 【冒頭1分30秒版】

▶︎動画はこちら
◎ノーカット版はメンバーシップ限定公開(ゴールドランク以上)となります。メンバーシップのご登録はコチラから!メンバーシップ登録はコチラ


アダルト黒帯ライトフェザー決勝戦、芝本幸司(トライフォース)と横山大鋳(スウェルズ柔術ジム)の試合は2-0で芝本が制す。芝本の精力的な試合出場は今年も健在だ。


本来はフェザーの八巻祐(X-TREME EBINA)だが階級尾上げてアダルト黒帯ミドルにエントリー。決勝戦で卯都木豪(CAVE)と対戦し2回のパスガードを決め、6-0で快勝した。


アダルト茶帯ライトフェザー決勝戦、村田航平(CARPE DIEM MITA)と斉藤晶(INFIGHT JAPAN)の対戦は7:50 腕十字を極めた斉藤が一本勝ちで金メダル獲得。


今年もムンジアル出場を目論む柳井夢翔(リバーサルジム新宿Me,We)がアダルト茶帯ミドルで優勝を果たす。決勝戦は手良向一嘉 (トライフォース)から4-0で勝利している。


いまやRIZINファイターとしても活躍する須田萌里(スコーピオンジム)が村井成美(Evermove)と対戦した女子アダルト紫帯ライトフェザーのワンマッチ決勝戦は6-0で須田が完勝。


今大会でも盤石の試合ぶりが印象的だった女子アダルト青帯ライト優勝の奥富夕夏(リバーサルジム新宿Me,We)。決勝戦は柳朝海(マスタージャパン東京)から2-0で勝利して優勝。

公式結果
PODIUM PHOTO
PHOTO LIBRARY

PHOTO LIBRARYは有料コンテンツNAVI PLUSのサービスです。
⬇︎⬇︎入会はこちらから⬇︎⬇︎
NAVI PLUS利用規約
※利用規約を読んだ上でご登録下さい。

Photo and text by 橋本欽也/Kinya Hashimoto

NAVI PLUS ログイン

マイページ

会員登録する
パスワードをお忘れの場合はこちら

カテゴリー