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【JBJJF】第8回東京柔術オープントーナメントレポート


全日本マスターの無差別と同日に開催された東京オープンは2/25の金曜日に行われた。

平日に大会開催というと果たして参加者はいるのか?と疑問に思われる方も多いかもしれない。

だが今大会はそういった懸念は杞憂に終わり、青帯から黒帯、そして女子まで満遍なく選手が集まり盛況となっている。

平日開催の大会には通常の大会が開催される土曜日や日曜日、そして祝日に休みが取れないような方たちに試合の機会があるのは嬉しいことだろう。

過去にも平日開催の大会は稀にではあるが開催されていた実績はあったが、今大会のように通常のトーナメントのような参加者は得られずに終わったり、定期開催は至難の業だった。

そういった過去の事例がありながらも開催に踏み切ったJBJJFの英断は功を奏し、今後は定期的に平日開催されていく意向のようだ。

早くも次回大会はJBJJF全日本の前日である4/8の金曜日に東京・綾瀬の東京武道館で開催される予定になっているので、出場の検討をしてみてはいかがだろうか。


今大会で唯一行われた黒帯マッチは異例の点差での勝敗が決した。
アダルト黒帯ライトフェザーの芝本幸司(トライフォース )と高橋俊彦(パラエストラ吉祥寺)のワンマッチ決勝戦は芝本がどんどんポジションを動いて極めを狙っていく動きのある試合となった。


芝本の極めを必死に凌いでいく高橋は極めさせないまま10分間が終わったが、その結果は57-0という異例の点差の試合となった。これだけのポイントを得た芝本も凄いが、最後まで凌ぎ切ったら高橋も評価すべきだろう。


いま最もアクティブに試合をこなすトミー・ヤノ(IGLOO)は今大会の一昨日前には橋本知之杯でも優勝している。そしてこの大会でもアダルト紫帯フェザーで優勝し、1週間で2大会優勝の快挙。


アダルト紫帯ライトにエントリーの三浦傑(ボンサイ)は本来はマスター7の還暦柔術家だが、全日本マスター前に今大会にも出場。だが下前快喜(リバーサルジム新宿Me,We)に腕十字を極められ、2:16 一本負け。


北海道の札幌からはるばる参戦の鈴木颯真(マルスジム)はアダルト青帯ルースターの2試合を三角絞めで極めて優勝。鈴木は今月末に開催されるARTチャレンジ.1とART.2の2大会にも参戦予定だ。


アダルト青帯ライトフェザー優勝の山北渓人(リバーサルジム新宿Me,We)は決勝戦を1:46 絞めを極めて一本勝ち。山北はパンクラスで活躍中の新進気鋭のMMAファイターだ。


アダルト青帯ライト級で対戦した鈴木淳斗(草柔会仙台)とシーザー・ゴンザレス(AXIS)は3/26に開催されるワンマッチ大会・ARTチャレンジでも対戦予定。その前哨戦では鈴木が2-0で勝利した。


アダルト青帯ミドルのワンマッチ決勝戦を13-2で勝利して優勝した杉本マックス(トライフォース )はマックス・ザ・ボディのリングネームで修斗でも活躍中でカメルーン出身の格闘家だ。


ジュブナイル青帯ライトのワンマッチ決勝戦を7-0で制した伊集龍皇(パラエストラ小岩)はプロ修斗のデビュー戦を控えての大会出場。ここで危なげなく勝利し、来る修斗デビューに向け好調ぶりを見せていた。


女子アダルト青帯フェザーの3人巴戦の決勝戦は岩瀬利菜(トライフォース )と大吉風花(ストライプル茨城)の試合は岩瀬が制して優勝。いま女子の試合も数多く組まれており、女子の選手増加を感じる。

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公式結果

Photo and text 橋本欽也/Kinya Hashimoto

JBJJFの今後の大会(3月〜4月)
3月 March
20 第12回九州柔術オープントーナメント 福岡市総合体育館

4月 April
8 第9回東京柔術オープントーナメント[道着] 東京武道館
8 第9回東京柔術オープントーナメント[NO-GI] 東京武道館
9 第23回全日本ブラジリアン柔術選手権(男性/青・紫・茶帯) 東京武道館
10 第23回全日本ブラジリアン柔術選手権(男性/黒帯 女性/青・紫・茶・黒帯) 東京武道館

 

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