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【SJJJF】『柔術甲子園』レポート


7/16(土)、東京・錦糸町の墨田区総合体育館で開催された「柔術甲子園」は(株)イサミとSJJJFのコラボ企画。

昨年の春に初開催され、昨年は春と秋にそれぞれ大会が行われており今回で3回目の開催となった。

この大会は高校生を対象とした大会で、その下の年代であるティーンやプレティーンなどは「プレ柔術甲子園」として同時開催されている。

今大会の翌日にはブルテリア主催のキッズ大会「ブルテリアJR」がありながらも、総勢100名を超すエントリーがあったのは大会が定着してきたことの証だろう。

キッズから成長していくにつれプレ柔術甲子園から柔術甲子園へと試合の場が移っていくというのは面白い試みで、ここがその他の大会との違いにもなっている。

今後はさらに大会をバージョンアップさせて定期開催はもちろんのこと、地方大会開催にも意欲的というから、そちらも楽しみだ。


SJJJFとISAMIのコラボ企画「柔術甲子園」は今回で3回目の開催となった。昨年は春と秋に開催され、今年は夏の開催となった。


ジュブナイル白帯ライト決勝戦
○澁谷拳輔(CARPE DIEM Sendai)
vs
×大柄漣(トライデントジム)
今大会は白帯マッチも行われた。このワンマッチ決勝戦では澁谷が大柄をパスし、そこから腕十字を極めて一本勝ちして優勝を決めている。


ジュブナイル青帯ライト決勝戦
〇川頭昊士(CARPE DIEM)
vs
×高本桂輔(高本道場)
CARPE DIEMのジュブナイル青帯の成長株の一人である川頭と黒帯柔術家・高本裕和の長男の桂輔の対戦は川頭が腕十字で一本勝ちで甲子園制覇。


ジュブナイル青帯フェザー決勝戦
〇高橋逸樹(CARPE DIEM MITA)
vs
×ブルーノ・マツモト(INFIGHT JAPAN)
過去2大会を連覇している高橋は今大会でも頭1つ抜けた試合ぶりを見せていた。初戦を一本勝ちで勝ち上がるとこの決勝戦でも腕十字で一本勝ち。


これで高橋は柔術甲子園3連覇を達成、柔術甲子園の顔ともいえる存在となったといえる。柔術甲子園の次回大会はまだ未定だが、今後の継続参戦も期待したい。


高橋はISAMIにスポンサーされているが、そのきっかけは柔術甲子園の第1回大会で優勝したことだった。そこでの試合ぶりが関係者の目に留まりスポンサーされるようになったのだ。


ティーン橙帯フェザー決勝戦
〇伊従壮太(X-TREME EBINA)
vs
×ヴィニシウス・オガワ(小川柔術)
いまAOJで柔術修行中のグスタボ・オガワの弟のヴィニシウスが遠征して参戦も決勝戦で伊従に腕を極められて敗退。だがアグレッシブな試合ぶりには目を見張るものがあった。


女子ティーン橙帯ライトフェザー決勝戦
藤里佳子(CARPE DIEM MITA)
vs
ニコリー・セキタニ(セキタニJJ)
中部地区のキッズの名門ジム・セキタニJJの代表の長女、ニコリーだったが、藤と激戦となり延長戦のサドンデスに突入し敗北。藤のテイクダウンが勝敗の決め手となった。

試合写真・動画はこちら

Photo and text by 橋本欽也/Kinya Hashimoto

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