7月27日、大阪のAsueアリーナ大阪にて、第16回関西柔術選手権が行われた。
ジュブナイルからマスター7までの幅広いエントリーが記録され、300人近くの参加者となった。
関西開催ながら、女子の試合も白帯から紫帯までが試合成立した。
また10人近いトーナメントも散見され、青帯を中心に大いに盛り上がりを見せた。
アダルト紫帯ライトフェザー級
〇早川太喜 (Carpe Diem芦屋)
vs
×楢山吉隆 (Carpe Diem芦屋)
同門同士の対戦となった本戦は、クローズアウトで早川の勝利となった。
アダルト紫帯フェザー級
〇荒井竜哉 (パラエストラ和泉)
vs
×伊東航平 (ブロウズ)
試合開始30秒の時点から、荒井がスイープ、パスガード、マウントで連続得点し、9-0と突き放す。マウントに入った荒井がそのまま袖車を極めきり、勝利した。
アダルト紫帯ミドル級
〇滝川暁央 (グレイシーバッハ)
vs
×原田直人 (総合格闘技道場コブラ会)
テイクダウンで2点を先制した滝川は横四方で原田を押さえる。原田はそのままハーフガードに入った状態でブリッジで返そうとしたが、滝川がうまく腕を取り、上に乗った状態で腕十字を取り切って勝利した。
アダルト紫帯オープンクラス
〇滝川暁央 (グレイシーバッハ)
vs
×關修人 (SISU MMA & BJJ)
試合開始1分で滝川が關をクローズドガードに捕らえると、そのまま試合が進行する。滝川はクローズドガードの中から攻め続け、アドバンテージを得ていく。一方の關は防戦一方でパスガードができず、ルーチが2つ入り、点数には及ばなかった。滝川がアドバンテージ差で勝利を果たした。滝川は階級別と合わせてダブルゴールドとなった。
マスター3紫帯フェザー級
〇笠岡晃 (M3A FIT)
vs
×森田高弘 (ねわざワールド阪神)
スコアレスのまま進んだ本戦は、残り1分となったところから動き出す。笹岡がパスガードのアドバンテージを奪うと、さらにしつこくパスガードを狙う。試合時間残り45秒となったところで、ついにパスガードをきめて3点を奪取。これが決勝点となって笠岡が勝利を果たした。
マスター3紫帯ライト級
〇浜上正 (総合格闘技道場コブラ会)
vs
×德田圭一 (Carpe Diem芦屋)
試合序盤でスイープで徳田が2点を先制するが、マウントとバックのポジションを奪い、逆転する。浜上はそのままバックチョークを極めようとしたが、タイムアップ。ポイント差で浜上が勝利した。
マスター4紫帯ライトフェザー級
〇井之上雄 (Impacto BJJ)
vs
×森田正樹 (トライフォース柔術アカデミー)
試合開始直後からハーフガードに入る井之上に対し、パスガードをきめられない。上下が変わった終盤、クローズドガードで攻める森田に対し、井之上がパスガードをきめ、そのままバックに回ると、バックチョークを極めきり勝利を果たした。
マスター5紫帯ライトフェザー級
〇三上理良吉 (高槻柔術)
vs
×國本依伸 (トライフォース柔術アカデミー)
國本がボトムから攻めを組み立てようとしたものの、スコアレスのまま迎えた残り1分超、三上が動き出す。スイープ、パスガード、ニーオンベリーで7点を奪うと、自らのラペルを持って頭側に回り、そのままチョークを極めきり勝利した。
マスター5紫帯フェザー級
〇中嶋義人 (トライフォース柔術アカデミー)
vs
×山口幸治 (ねわざワールド)
序盤は山口が攻めていたが、残り半分となったところで中嶋が怒涛の攻めを見せる。パスガードをきめると、そこからスイープ、ニーオンベリー、マウントなど大量得点を奪取する。山口は2点をスイープで2点を返したが、中嶋の圧勝となった。
マスター5紫帯スーパーヘビー級
〇秋山賢臣 (Carpe Diem芦屋)
vs
×濵田幹也 (GRIP JIU-JITSU TEAM)
試合開始30秒で秋山がスイープからパスガードを決めると、マウントとニーオンベリーでも追加点を奪い、大量リードする。濱田は何もすることが出来ず、タイムアップ。秋山の勝利となった。
マスター7紫帯ライトフェザー級
〇乾頼光 (FAROL BJJ)
vs
×沖本憲一 (NR柔術)
お互いが攻め手を欠き、ルーチ累積で2-2となった残り20秒、乾が一瞬の隙をついて、テイクダウンからパスガードまでをきめ、7-0で勝利を果たした。
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Photo and text by JBJJF