2024年12月28日・29日の両日、横浜武道館にて今年最後の公式戦が開催された。
大会にはジュブナイルからマスター6までの幅広い年齢カテゴリーの選手が参加し、熱戦を繰り広げた。
本大会は幸運にも両日とも晴天に恵まれ、大きな盛り上がりを見せた。
また、会場は応援に駆けつけた観客の熱気が満ちあふれていた。
今年最後の公式戦ということもあり、選手たちはそれぞれの集大成を示すべく、真剣な眼差しで試合に臨んでいた。
各カテゴリーで繰り広げられた激しい戦いの中で、数々のドラマが生まれ、選手たちの努力と成長が輝いた瞬間が数多く見られた。
2024年を締めくくるこの大会での選手たちの健闘を、レポートでご覧ください。
アダルト紫帯ライトフェザー級
〇野田獅王 (トライフォース柔術アカデミー)
vs
×坂田瑞希 (ブレイズ)
序盤でスイープを決めて2点を先制した野田。この点差を守り切ったまま。この点差のまま中盤を迎えると野田が、パスガードやニーオンベリーを決めて加点していく。坂田も粘るが2点を返すところで力尽き、野田の勝利となった。
アダルト紫帯フェザー級
〇森田望夢 (ねわざワールド品川)
vs
×藤代晃精 (飛翔塾 SORA)
ダブルガードの攻防が続く中、森田がスイープを決めて2点を先制する。その後も激しい攻防は続くものの、森田が2点を守り切り、勝利を果たした。
アダルト紫帯ミドル級
〇ロドリゲスビクトル (Carpe Diem Fukagawa)
vs
×ダシルバ英樹 (パラエストラ吉祥寺)
クローズガードの中にロドリゲスを入れるダシルバ。ロドリゲスはクローズガードを割るとパスガードを決めて3点を先制する。残り30秒を切ったところで、再度パスガードを決め、さらにマウントまできめたダシルバが10-0で勝利をおさめた。
アダルト紫帯オープンクラス
〇鈴木淳斗 (草柔会仙台)
vs
×ダシルバ英樹 (パラエストラ吉祥寺)
ダシルバが怪我のためか、棄権し、鈴木の勝利となった。
アダルト茶帯ヘビー級
〇萩原大揮 (リラクシンブラジリアン柔術)
vs
×村瀬一晃 (エクストリーム柔術アカデミー)
アームドラッグのような形でスイープにもっていった萩原が先制すると、すぐに村瀬もスイープで返す。スイープしたらし返す見ごたえのある攻防が続くが、残り4分を切ったところで萩原が後転スイープからバックを奪い、そのままバックチョークを極め切って勝利をおさめた。
アダルト黒帯ヘビー級
〇大浦マイケ (IGLOO)
vs
×Grant Bogdanove (ALMA FIGHT GYM LIFE)
白熱した力のぶつかり合いが10分間続いた本戦。大浦がパスガードなどのアドバンテージを得るものの、遅延行為などのルーチ累積でBogdanoveにもアドバンテージが入る。スコアレスのままタイムアップとなったが、アドバンテージ差で大浦の勝利となった。
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Photo and text by JBJJF