2023年11月5日、木村政彦杯が同氏の生誕の地である熊本県で開催された。
キムラロックで知られる木村政彦の名前が冠された正式な大会であるこの選手権大会は、九州での開催にも関わらず、日本全国から140名以上が参加し、成功裏に終了した。
火の国熊本での熱い戦いをカテゴリー順にご紹介します。
マスター1紫帯フェザー級決勝戦
〇岡部怜央 (BOHEMIANS)
vs
×佐藤貴政 (DESTINY JIU-JITSU)
序盤は佐藤が下から攻める形だったが、その後上下が入れ替わり、岡部が下から攻める展開へ。最後は岡部が三角絞めで一本勝ちをおさめた。
マスター2紫帯ライトフェザー級決勝戦
〇小林優 (パラエストラ吉祥寺)
vs
×藤竿幸太 (トライフォース柔術アカデミー)
果敢にパスガードを狙い続ける小林。いずれもパスには至らなかったが、アドバンテージ2つ入り、これが決勝点となって小林が勝利した。
マスター3紫帯ライト級決勝戦
〇名和佳宣 (TATORU)
vs
×松岡英亮 (PATO STUDIO)
クローズドガードの中から作ろうとする松岡に対し、名和がハーフガードの状態から絞めで一本勝ちをおさめた。
マスター3紫帯オープンクラス決勝戦
〇松岡英亮 (PATO STUDIO)
vs
×名和佳宣 (TATORU)
階級別と同じカードでの対戦となったが、開始1分半で名和が負傷し、松岡の勝利となった
マスター4紫帯ミドル級決勝戦
〇和田剛 (パラエストラ北九州)
vs
×和田剛 (パラエストラ北九州)
クローズドガードのトップ・ボトムの展開から、スタンドの攻防となり、巴投げで2点を先取し、和田がその後パスガードで点数を重ねて、8-0で勝利した。
マスター4紫帯ミディアムヘビー級決勝戦
〇バウアートビアス (TATORU)
vs
×宮廣慎一郎 (ALMA FIGHT GYM HOMIES)
クローズドガードの中から宮廣が攻め続け、ビアスにはルーチが入るが残り10秒でビアスがパスガードを仕掛け、それがアドバンテージとなった。そのアドバンテージが決勝点となって、ビアスが勝利した。
マスター4紫帯オープンクラス決勝戦
〇和田剛 (パラエストラ北九州)
vs
×宮廣慎一郎 (ALMA FIGHT GYM HOMIES)
階級別と同じく宮廣が下から作る展開で攻め続けるが、残り40秒で宮廣が引き込んだタイミングに合わせて和田がパスガードをきめて、3-0とし、和田の勝利となった。
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/ @jbjjf1997
Photo and text by JBJJF
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