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【JBJJF】大阪国際柔術選手権2024 試合レポート ③ | マスター４～６紫・茶・黒帯

大阪国際柔術選手権2024は、6月15日（土）にAsueアリーナ大阪の武道場にて開催された。
関西圏での開催でありながら、300人を超えるエントリーを数え、熱戦が繰り広げられた。
特に関東同様、白帯青帯のエントリ―、マスター層のエントリーが増加しており、白帯青帯は全体の7割以上、マスター層は6割以上の比率となっている。
マスター層を中心に柔術人気も確実なものになっていることが裏付けられる大会となった。

マスター4紫帯ライトフェザー級
〇野口泰 (GRIP JIU-JITSU TEAM)
vs
×宮本勝利 (にわかグラップル)
序盤で野口が足を持ってスイープをきめ、2点を先制すると、そのままバックについて点数を重ねる。バックから極めを狙う野口に対し、宮本は防戦一方となる。極めには至らなかったがポイント差で野口が逃げ切り勝利をおさめた。

マスター4茶帯ライトフェザー級
〇野上基幸 (トライフォース柔術アカデミー)
vs
×坂本達也 (吹田柔術)
序盤は静かな立ち上がりとなった本戦、中盤で野上がスイープをきめて2点を奪う。坂本も取り返そうとパスがーでを狙って攻め続けるが、序盤の2点が決め手となって野上が勝利した。

マスター4茶帯フェザー級
〇芝口孝一 (パラエストラ東大阪)
vs
×大戸良久 (パラエストラ吉祥寺)
立ち技から始まったこの試合、スイープで大戸が2点を先制すると、倒れた勢いを利用して芝口が大戸をひっくり返し、そのままバックを奪いすぐに逆転した。芝口がバックからのチョークやクロックチョークを極めにかかる場面もあったが、結局は序盤の得点差によって勝利が決した。

マスター4茶帯ライト級
〇池内聡 (ねわざワールド)
vs
×佐橋賢治 (MIBURO)
試合序盤で池内がスパイダーガードからのスイープをきめ、2点を先制する。そのまま池内はバックやパスガードを狙い続けるが、得点には至らず。しかし、残り1分半となったところで再びスイープをきめて、点数を追加。4-0で池内が勝利をおさめた。

マスター4茶帯ミドル級
〇髙井雅昇 (パラエストラ岐阜)
vs
×中川敦 (藤田柔術)
試合開始後すぐにマウントを取った高井。その後もパスガードなどを通じて点数を積み重ねる。高井はサイドから体を回して足で中川の頭を捕らえると、横三角絞めのような形でタップを奪い、勝利をおさめた。

マスター4黒帯ライトフェザー級
〇宇原浩一 (NR柔術)
vs
×杉本英昭 (TKエスペランサ)
試合開始直後にパスのアドバンテージを得た宇原が、全体を通して、優位に試合を進める。腕十字や三角絞めが極まりかかる瞬間もあったが、杉本は凌いだものの、アドバンテージ差を逆転するには至らなかった。

マスター5紫帯ライトフェザー級
〇松葉憲明 (天Desafio)
vs
×國本依伸 (トライフォース柔術アカデミー)
國本の引き込みに対し、松葉が大外刈りのような形で対応し、これがテイクダウンとして2点が松葉に入る。ボトムから5分をかけて攻め続けった國本だったが、この序盤の2点が決勝点となって松葉の勝利となった。

マスター5紫帯フェザー級
〇中嶋義人 (トライフォース柔術アカデミー)
vs
×中納和也 (京都宇治BJJ)
中嶋のクローズガードが割れず、攻めあぐねる中納。クローズガードをされたまま立ち上がった中納の足をとり、中嶋が草刈りを決める。そのままマウントもきめて、6点を奪った中嶋が逃げ切った。

マスター5紫帯スーパーヘビー級
〇脇川浩之 (高槻柔術)
vs
×濵田幹也 (GRIP JIU-JITSU TEAM)
試合序盤から点数を重ねる脇川。まずはシザースイープで2点を奪うと、パスガード、ニーオンベリー、バックときめ、点数を重ねていく。最後は閂のような形でうでを取り、アームロックを極めた。