2024年9月28日(土)にひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)で行われたPANCRASE JIU-JITSU CUP 2024 EAST。
久々にひがしんアリーナで行われた大会は、パンクラシストも参加し、大いに盛り上がった。
特にアキラこと杉本章選手や、石渡伸太郎選手など、RIZINなどでも活躍する選手も顔をそろえ、MMAとは違い、打撃のない柔術でパンクラシストたちがどんな動きを見せるのか、観客の注目を集めた。
最近の東京での大会のご多聞に漏れず200名を超える多くの参加者を集め、3つのマットで熱戦が繰り広げられた。
マスター4黒帯ルースター級
〇関口晃弘 (ネクサセンス)
vs
×酒井優 (パラエストラ東京)
序盤のダブルガードの際に立ち上がった酒井にまずアドバンテージが入る。関口の激しい攻めに動きが止まった酒井にルーチが累積し、アドバンテージが関口へ。これでアドバンテージが同点となる。最後、スイープ仕掛けた関口にアドバンテージが追加され、関口が辛くも逃げ切った。
マスター1茶帯ルースター級
〇海生怜 (トライフォース柔術アカデミー)
vs
×赤堀祥一 (ストライプル)
お互いシッティングから始まった本戦は、海生がスイープで先制する。海生はしつこくパスガードを狙うが、追加点は奪えない。スイープの2点を守り切った海生が2-0で逃げ切った。
マスター2茶帯ライトフェザー級
〇杉山隆 (X-TREME EBINA)
vs
×Kevin Phongagsorn (トライフォース柔術アカデミー)
Phongagsornが引き込んだ際に杉山がうまく合わせて2点を先制する。序盤はPhongarsornがボトムから攻める展開。後半は逆に杉山がボトムになって、スイープを決めて追加点を奪い、4-0で杉山が勝利を果たした。
マスター2茶帯ライト級
〇田島直樹 (柳澤柔術)
vs
×石渡伸太郎 (ALMA FIGHT GYM PUGNUS)
マスターの試合とは思えない動きの激しい試合は、のこり半分を切ったところで動き出す。田島が石渡の足を持って倒すと2点を先制。その後も激しい攻防が繰り広げられたが、田島が虎の子の2点を守り切った。
マスター3茶帯ライトフェザー級
〇盛岡優 (ロータス世田谷)
vs
×宮崎英敏 (トライフォース柔術アカデミー)
中盤までアドバンテージを取り合う展開となったが、半分を過ぎたところで足を取り合う展開から、盛岡がスイープ。これが決勝点となって、盛岡が勝利をおさめた。
マスター4茶帯ライトフェザー級
〇山口聰 (トライフォース柔術アカデミー)
vs
×青木正章 (シュラプネル柔術アカデミー)
ハーフガードを作った山口が豪快にスイープして2点を先制すると、そのまま腕を取りにかかる。腕十字から移行して、最後は洗濯ばさみをしながらアームロックを極めて山口が勝利を果たした。
マスター5茶帯ライトフェザー級
〇遠田裕一 (Kamagaya TR)
vs
×宇野毅 (CARPE DIEM KAMAKURA)
スイープをしたらし返すシーソーゲームで4-2となった後半残り2分15秒、足を持った遠田がそのままフットロックを極めきり、遠田の勝利となった。
マスター5茶帯フェザー級
〇新関孝太郎 (トライフォース柔術アカデミー)
vs
×熊谷晃 (PATO STUDIO)
クローズドガードから攻める熊谷に対し、新関はパスガードできな状況で試合が進行していく。終盤、新関がバックを取りかける瞬間があり、アドバンテージを得る。このアドバンテージが決勝点となって、新関が勝利を果たした、
マスター5茶帯ライト級
〇野中修 (ラグナロク柔術)
vs
×松岡英亮 (PATO STUDIO)
立ち技から始まった本戦、松岡がタックルにいったタイミングで野中が投げて2点を先制。その後パスガードも決めた野中が追加点を奪い、5-0で野中の勝利となった。
マスター5茶帯オープンクラス
〇野中修 (ラグナロク柔術)
vs
×松岡英亮 (PATO STUDIO)
階級別と同じカードになったオープンクラス決勝。勢いよく引き込んでいった松岡に対し、体を交わして冷静にパスガードを狙う野中。野中がパスガードを成立させて先制すると、松岡もクローズドガードから逆転を目指して攻めるが、野中のプレッシャーが強い。そのまま3点を守り切った野中の勝利となった。
PHOTO LIBRARY
※PHOTO LIBRARYは有料コンテンツNAVI PLUSのサービスです。
MOVIE
◎こちらの大会映像はメンバーシップ限定公開となります。 メンバーシップのご登録はコチラから! / @jbjjf1997
Photo and text by JBJJF