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【JBJJF】第14回四国柔術選手権大会レポート ② | マスター２～５紫・茶帯

2024年9月14日（土）、徳島県のソイジョイ武道館で第14回四国柔術選手権が開催された。
四国での開催は多くの参加者があり、200人を超える選手に各ブラケットもかなりの盛り上がりをみせた。
各地からの遠征組も多く参加し、盛り上がりに華を添える大会となった。

マスター2茶帯ライト級
〇中務雄太 (ブロウズ)
vs
×濱谷拓郎 (ブレイズ)
開始後すぐにボトムからハーフガードで形を作ろうとする濱谷に対し、中務はパスガードを狙った動きを終始見せる。パスガードには至らなかったが、アドバンテージが中務に入る。これが決勝点となって、中務の勝利となった。

マスター3紫帯ライトフェザー級
〇野村和秀 (BJJこうち)
vs
×樫地泰彦 (グレイシーバッハ)
試合開始直後にボトムからデラヒーバガードで仕掛ける野村。ベリンボロのような形で回転し、スイープからパスガードを成立させ、先制する。その後も動きを止めない野村がバックから相手に乗った状態での腕十字を極めきり勝利を果たした。

マスター4紫帯ライト級
〇松本民夫 (U:STYLE)
vs
×小原直美 (グレイシーバッハ)
立ち技から始まったこの試合、松本が引き込むとクローズドガードの中に小原をおさめる。そこから三角絞めの形に入る松本。三角絞めは極めきれなかったものの、アドバンテージが松本に入る。このアドバンテージが勝敗を分け、松本の勝利となった。

マスター4茶帯フェザー級
〇横井健二 (ねわざワールド阪神)
vs
×中谷裕一郎 (Shuhari 柔術)
勢いよく引き込んだ中谷が三角絞めの中に横井を入れる。横井は担ぎの状態から時間をかけながらパスガードをきめる。この3点を守り切った横井が3-0で勝利をおさめた。

マスター5茶帯ライトフェザー級
〇宇野毅 (CARPE DIEM KAMAKURA)
vs
×窪田佳弘 (ねわざワールド阪神)
開始直後にクローズドガードに宇野を入れた窪田。宇野はクローズドガードを割ろうと試みるが、窪田は耐える。試合終了間際には窪田がスパイダーガードに攻め手を変えるが、双方スコアレスのままタイムアップ。宇野がレフェリー判定で勝利した。

マスター3茶帯ライトフェザー級
〇安藤篤志 (藤田柔術)
vs
×木村光伸 (ねわざワールド)
安藤がパスガードをきめて、先制すると。そこからコツコツとスイープやパスガード、マウントなどで点数を積み重ね、大差で勝利を果たした。

マスター3茶帯ライト級
〇宇野薫 (UNO DOJO)
vs
×冨岡健 (リバーサルジム川口リディプス)
開始直後に引き込んだ冨岡に対し、宇野はバック方向に回る。バックについて、チョークの体勢になったが、冨岡がしのぐ。その後も宇野は動き続け、腕を取るなどして攻め手を緩めない。スコアレスでタイムアップとなったが、アドバンテージを3つ得た宇野の勝利となった。

マスター5茶帯ミドル級
〇野中修 (ラグナロク柔術)
vs
×五島哲也 (グレイシーバッハ)
中盤まで立ち技の攻防が続く。試合時間が折り返したところで、野中がテイクダウンに成功。そこからクロックチョークを極めて、野中の勝利となった。

マスター3紫帯フェザー級
〇藤本哲平 (トライフォース柔術アカデミー)
vs
×秋山秀樹 (ラグナロク柔術)
藤本が引き込んでデラヒーバガードで攻め手を作る展開。藤本がデラヒーバガードから、巴投げのような形で秋山を投げると、そのまま腕をとって腕十字を極めて勝利を果たした。

マスター1紫帯ライトフェザー級
〇秋葉太樹 (Carpe Diem芦屋)
vs
×川端亮平 (グレイシーバッハ)
序盤から積極的に攻め続ける秋葉。パスガード、マウントなどで25点をリードする。残り20秒となったところで、秋葉がサイドから腕十字に移行。そのまま極めきって勝利した。

マスター1茶帯ライトフェザー級
〇利根川孝弘 (パラエストラ吉祥寺)
vs
×木村拓茉 (パラエストラ和泉)
ファーストコンタクトで引き込みながらハーフガードの形に入った利根川。そのままディープハーフを作り、スイープに成功する。木村もボトムから攻め続けて逆転を試みるが、木村が守り切り、勝利を果たした。

マスター3茶帯オープンクラス
〇宇野薫 (UNO DOJO)
vs
×安藤篤志 (藤田柔術)
大内刈りのような形からテイクダウンした宇野、そのままパスガードまでもっていき、5点を先制する。サイドからゆっくりと時間をかけて腕を取っていった宇野は、腕十字を極めきり勝利を果たした。これで宇野は階級別と合わせてダブルゴールドとなった。

マスター3紫帯オープンクラス
〇中尾雄 (Tokushima Escudo)
vs
×藤本哲平 (トライフォース柔術アカデミー)
ファーストコンタクトで足を取ったシングルレッグのタックルのような形に入った中尾。そのまま根気強く足を持ち続けてテイクダウンに成功し、2点を先制する。藤本もボトムから攻め手を作ろうとするが、点数には至らず、中尾が2点を守り切って勝利を果たした。

マスター5茶帯オープンクラス
〇野中修 (ラグナロク柔術)
vs
×伊集院剛史 (グレイシーバッハ)
野中が引き込んでクローズドガードに伊集院をおさめると、スイープに成功する。そこから、マウントまでもっていき、最後は肩固めを極めきり、野中が勝利を果たした。野中は階級別に続き、ダブルゴールドとなった。