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【SJJJF】『トーキョーサマー柔術チャンピオンシップ2022』レポート

SJJJFの2日連続大会の初日は7/2の土曜日に開催されたトーキョーサマーだ。

この大会はSJJJFが過去に行っていたシーズントーナメントの夏版で、昨年12月にトーキョーウインター、今年3月にトーキョースプリングをGENスポーツパレスで開催している。

だが今大会は錦糸町の墨田区総合体育館で開催され、過去2大会とは異なったフォーマットの試合進行で行われている。

ここでの注目はムンジアル帰りの伊集龍皇だ。

伊集はJBJJF全日本で2年連続のジュブナイル青帯Wゴールドの実績を引っ提げてムンジアルに初参戦も初戦敗退に終わり、意気消沈しての帰国となったが、その復帰戦が今大会で行われた。

伊集は青帯フェザーとオープンクラスにエントリーし、初戦となったフェザー1回戦こそ判定勝ちだったが、それ以外の試合は一本勝ちで極めまくってのWゴールド獲得で復帰戦を見事な形で締め括っている。

まだ若干17歳の伊集だけに、ムンジアルでの苦い敗戦もこれからの成長の糧になっていくのは間違いないことだろう。

そして紫帯では佐世保基地に在籍する米軍柔術家のニコラス・ハファーカンプが大活躍し、ノーギ&ギありでそれぞれWゴールドのクゥアドラプルゴールドという快挙を達成している。


佐世保基地から参戦のニコラス・ハファーカンプが大活躍。ノーギでは紫帯ヘビーとオープンクラスでWゴールド。


ギありでもヘビー&オープンで優勝してWゴールドを獲得し、ギ&ノーギで4つの金メダル=クアドラプル・ゴールドを達成。


オープンクラスの表彰台が日本在住の米兵柔術家が独占。優勝のニコラスと準優勝のボビー・ヤマシタは佐世保基地で海軍の所属。3位のセス・サレット(UPRISING)は横田基地の所属で空軍だ。


アダルト紫帯オープンクラス決勝戦はニコラスとボビーのチームメイト対決だったが、ガチ試合をしてニコラスが腕十字で一本勝ち。試合が終われば笑顔でノーサイドだった。


ムンジアル帰りの伊集龍皇(パラエストラ小岩)がアダルト青帯のWゴールド。フェザー1回戦だけ判定勝ちで、それ以外の試合は一本勝ちで極めまくった。


初参戦したムンジアルは1回戦で1アドバンテージ差で敗れ、初戦敗退のメダルなしに終わった伊集。だがこの敗戦を成長の糧として今後の活躍に期待したい。


SJJJF主催大会にレギュラー参戦している谷口実(RBアカデミー)は勝ったり負けたりの戦績だが、昨年のSJJJFランキングで1位を獲得。試合ごとに着実な成長が感じられる。


キッズカテゴリーもレギュラートーナメントで毎回行っているSJJJF。7/16には柔術甲子園&プレ柔術甲子園も開催されるので、そちらも楽しみだ。

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Photo and text by 橋本欽也/Kinya Hashimoto

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