2025年修斗杯柔術選手権横浜大会にて、日本MMA界のレジェンド、佐藤ルミナさんへの特別インタビューが実現しました!
コロナ後の柔術の大会の様子や、柔術と修斗の歴史的なつながり、そして自身の柔術に対する思いまで、佐藤ルミナさんが語る柔術の魅力を存分にお届けします。
柔術ファンはもちろん、格闘技に興味を持つ方にも必見の内容です!
JUJITSU-NAVI(以下、NAVI):修斗杯柔術選手権2025横浜大会特別インタビューを始めます。説明不要だと思います。佐藤ルミナさんにお越しいただきました。お疲れ様です。
佐藤ルミナ氏(以下、ルミナ氏):よろしくお願いいたします。
NAVI:コロナ禍では実現できなかったことも多くありましたが、今年も修斗杯を開催でき、本当にありがたく思っています。今日の会場の雰囲気はいかがですか?
ルミナ氏:いやー、めちゃくちゃいいですね!毎回柔術の大会に来るたびに思うのですが、健康的でアットホームな空気感が本当に素晴らしいです。「日本中の人が柔術をやればいいのに」と本気で思います。一度会場に来てこの雰囲気を感じてもらえれば、きっと柔術を始めたくなるのではと思うほど、毎回その良さを実感しています。
NAVI:修斗杯という柔術大会が定着した今、当初は「修斗の大会なのに柔術?」と驚かれたこともありましたが、この定着ぶりについてどう思われますか?
ルミナ氏:自然なことだと思います。日本だけでなく世界的に見ても、MMAと柔術は兄弟的な競技ですから。特に日本では、中井祐樹さん(JBJJF会長)も修斗やMMAの出身で、その歴史的な繋がりが深いです。それが少しずつ知れ渡り、柔術と修斗の相乗効果でこのように広がったのではないかと感じています。
NAVI:ルミナさんご自身の柔術についてお伺いしますが、最近の練習状況はいかがですか?
ルミナ氏:月に1回くらい練習しています。以前、肉離れなどの怪我もありましたが、体を動かすことは続けています。ただ柔術だけに集中する時間はあまり取れていないですね。それでもタイミングが合えば試合に出たいですし、今は茶帯なので、黒帯を取りたいという目標もあります。
NAVI:黒帯を目指される理由について教えてください。
ルミナ氏:一応、道場の代表として黒帯は持っておきたいという気持ちがあります。ただ、練習量が少ない中で「ください」と言うのは失礼ですから、試合に出て優勝するなど、自分の実力を示してから巻きたいと思っています。
NAVI:試合に出るとなると、どのカテゴリーになりますか?
ルミナ氏:今年52歳なので、マスター5になると思います。体重は道着なしで65〜66キロなので、軽量すれば適正階級に合うと思います。
NAVI:最後に、修斗や柔術、そしてファンの皆さんにメッセージをお願いします。
ルミナ氏:修斗や柔術に携わる人たちが増え、相乗効果で盛り上がることを願っています。例えば修斗のチャンピオンと柔術のチャンピオンが戦う「スーパーファイト」のようなことができれば面白いですね。これからも格闘技の魅力を広げていきたいです。
NAVI:ありがとうございました!佐藤ルミナさんでした。
【JBJJF 修斗杯柔術選手権2025 横浜】
|||スペシャルインタビュー|||
一般社団法人日本修斗協会 理事長
アマチュア修斗委員会 委員長
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|| 佐藤ルミナ ||
一般社団法人日本修斗協会 理事長
アマチュア修斗委員会 委員長
格闘技&フィットネスジム『ROOTS』代表
総合格闘技界のレジェンド、「修斗のカリスマ」と呼ばれる。
修斗初代環太平洋ライト級王者。柔術茶帯。
https://www.rootsgym.com/
JIU-JITSU NAVI | 柔術ナビ
@jiujitsunavi