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【Special】コロナ禍でのJBJJFの大会で新たな試み。感染症対策&入場効率化を叶えるセルフ式検温&ラベルシール発行システム「TEMPOK(テンポック)」

8月8日(日)神奈川県横浜市・横浜武道館で開催された「JBJJF第22回全日本ブラジリアン柔術選手権」の会場で新たな試みがあった。

JBJJFと株式会社イグアスの協力関係で実現したのは、新型コロナウィルス感染症予防対策として行われている入場の検温及びその記録を自動化したセルフ式検温&ラベルシール発行システム「TEMPOK(テンポック)」である。

顔認証サーマルタブレットで検温し、正常な体温のみラベルシールが発行する『TEMPOK(テンポック)』。詳細動画はこちら

手で検温し、正常な体温のみラベルシールを発行する『TEMPOK HAND(テンポック ハンド)』。詳細動画はこちら

スタッフ、レフェリーの関係者、選手、セコンド、来賓などの初回入場や再入場をスムーズにし、人員削減が実現できた。

TEMPOKの担当者である成瀬さんにお話を聞いてみた。

株式会社イグアス ビジネス開発事業部 新規営業部の成瀬康晃さん

──「第22回全日本ブラジリアン柔術選手権」では入場口にセルフ式検温&ラベルシール発行システム「TEMPOK(テンポック)」が導入され、選手・関係者一同お世話になりました。

私ども株式会社イグアスは、IBMシステム製品を中心としたハードウェアの販売や、市場性の高いソフトウェア製品の取り扱いといった、ITに関するビジネスが大半を占めるのですが、昨年、市場の新しいニーズに応えるため、感染症対策製品の取り扱いをスタートしました。

──では、IT機器を扱っていたのが昨年から感染症対策の商材も扱いを始めたと。

そうですね。最初のきっかけというのが、弊社に3Dプリンターの事業部がありまして、そこで去年コロナが流行り始めた頃、世の中がマスク不足になりましたよね。
その時に有事の状況下で弊社として社会の役に立つために何ができるか考えたところ、3Dプリンターを使って3Dマスクの図面をホームページに無償公開を行いました。それを使って世の中に少しでもマスクを供給できないかとやり始めたことがきっかけになりまして、そこから3Dマスクも販売をさせて頂いて、さらに感染症対策には消毒や検温も必要だということで進んで参りました。

──ブラジリアン柔術とはどのような経緯で繋がりができたのでしょうか。

きっかけは完全に私の趣味なのですが(笑)、格闘技を見るのが大好きで、たまたま仕事の関係で東京の展示会へ行った際、ブラジリアン柔術さんの展示ブース(2021年6月9−11日「カフェレスジャパン2021」柔術ブース 主催:JIU-JITSU NAVI、協力:JBJJF この時の様子はこちら)を拝見させて頂いて、ご縁があってご挨拶をさせて頂くことになったのです。
弊社もこういった感染症対策の商材をやっているものですから、少しでも格闘技界のお役に立てないかなと思い、今回検温後、その場で結果をラベルとして発行できる「TEMPOK」という製品を提案させていただいた次第です。

 

担当の成瀬さんの”格闘技好き”がきっかけでした

──格闘技がお好きなんですね。

はい、昔からPRIDEですとかK-1が大好きでTVで観戦していました。残念ながらやったことはなくて見る専門なのですが(笑)。でもすごく興味はあるので、このご縁をきっかけにやってみたいです。

株式会社イグアスの皆様とホベルト・サトシ・ソウザ選手とクレベル・コイケ選手。

──TEMPOK」の特色でしたり、ぜひ説明をお願いします。

検温器は今いろんなところに設置されていると思いますが、「こうやって(シールで)検温結果が第三者の人に見えるってすごくいいね」という声や、安心感を与えられると評価を頂いています。可視化するのは今までありそうで無かった部分で、目新しさから使用される方も楽しげにシールを貼ってくださっています。TEMPOKならではのメリットだと思います。

──安全面はもちろん、検温結果が可視化されることでより安心面の効果が大きいと思います。

今回はブラジリアン柔術さんですが、他のスポーツイベントや、コロナのワクチン接種会場といったところでも採用されています。やっぱり見える化というところがキーになってくるのかなと思います。検温は今の世の中で絶対必要なことですが、その人がちゃんと検温をしたのか、熱が平熱であるのかは分からないので、そういった場面でこの「TEMPOK」を使うことで熱がないことの証明にもなります。

──もし検温して熱があった場合はどうなるのでしょうか?

今日の仕組みでいきますと、熱が37.5度以上あると警報が鳴るようになっていて、ラベルシールが出ないようになっています。今回の場合でしたらこのシールを持って受付をされますので、シールが無いと受付ができません。もし熱がある方がいらっしゃったら入れませんとすることができます。このようなことから、シールを入場許可証のイメージでも使えると思います。

──コロナの収束が見えない現在、「TEMPOK」が活躍する場面もまだまだ増えていきそうですね。

ぜひ格闘技業界に提案をしてゆきたいと思っています。私自身やっぱり格闘技が好きで、コロナ禍になり大会やイベントが開けなくなって、開けても無観客で厳しい状況が続いていますが、感染症対策の部分、安心・安全を謳える大会運営に弊社の商品が少しでもお役に立てればと思っております。

TEMPOK導入事例の『一般社団法人日本ブラジリアン柔術連盟』はこちら

週末に開催される『JBJJF第15回全日本マスター柔術選手権』の土・日の入場はTEMPOKが採用されています。
出場選手、セコンドの方でイベントなどに導入をご検討したいという方は是非パンフレットを受け取って下さい。

TEMPOKに関するお問い合わせはこちら

Interview by 長谷川亮/Ryo Hasegawa
Photo and text by 新明佑介/Yusuke Shinmyo

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