奥田照幸の柔術マニアックス【第8話/全12話】
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"柔術とルタリーブリの抗争"の切っ掛けになった出来事について
JIU-JITSU NAVIをご覧の皆様、こんにちは。
柔術マニアックスの時間がやって参りました。
今回は前回予告した通り、"柔術とルタリーブリの抗争"の切っ掛けになった出来事について書いて行きます。
前回の最後に書かせて頂いた通り、"柔術とルタリーブリの抗争"はリオデジャネイロの街とアカデミア・ナジャが切っ掛けとなり勃発しました。
1982年2月、カーニバル直前のリオ。
アカデミア・ナジャ所属のムエタイ・ファイター、マリオ・ドューマ(当時19歳)と、ホブソン・グレイシー(カーロスの次男)の長男シャーレス(当時14歳)が、女性問題に関する揉め事から喧嘩となり、当然の如く19歳のマリオが勝利。
これが2人の若者による"単なる喧嘩"で済まされれば良かったのですが、ドューマの倒した相手は、柔術一家、グレイシー・ファミリーの一員。
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