
第12回東京柔術オープントーナメントが、2025年4月18日(金)に京王アリーナTOKYO(武蔵野の森総合スポーツプラザ) サブアリーナにて開催された。
本大会は珍しく平日に開催された大会となった。
参加者の規模こそ少なかったものの、試合内容は非常に熱く、特にマスター世代の選手たちによる激闘が印象的であった。
彼らの技と気迫は、観客を大いに沸かせた。
また、試合後には選手たちがお互いの健闘をたたえ合う姿が随所で見られ、会場全体が温かい空気に包まれていた。
今回の大会は、少数精鋭ならではの濃密な戦いと柔術の持つ魅力を再確認する場となった。


マスター4黒帯ミドル級
〇黒岩大輔 (ファイティングラボ松本)
vs
●小林孝秀 (レナトゥス柔術アカデミー)
テイクダウンを狙う小林を落ち着いてクローズガードに入れた黒岩がスイープを成功して2点を先制する。その後一瞬バック取られそうになる瞬間もあったものの、黒岩がパスガードとニーオンベリーも決めて7点をリードし、そのまま逃げ切った。


マスター4黒帯オープンクラス
〇黒岩大輔 (ファイティングラボ松本)
vs
●小林孝秀 (レナトゥス柔術アカデミー)
階級別と同じカードになった本戦。引き込んだ小林が早い動きでスイープとパスガードを決めて5点を先制する。このまま終わると思われた残り1分半、黒岩の猛攻が始まる。パスガードとマウントであっという間に逆転すると、得意のマザーミルクで極め切り、勝利を果たした。


マスター6茶帯オープンクラス
〇三浦傑 (ボンサイ柔術)
vs
●山田雅央 (レナトゥス柔術アカデミー)
序盤、足をもってテイクダウンした三浦が2点を先制する。対する山田はクローズドガードから攻め手を探るが、三浦がプレッシャー強くパスガードを狙う。序盤の2点が決勝点となって、三浦が勝利を果たした。


マスター6黒帯フェザー級
〇宇原浩一 (NR柔術)
vs
●熊谷晃 (PATO STUDIO)
ベテランの宇原に熊谷が挑んだ一戦。ボトムから仕掛ける熊谷に対し、落ち着いてパスガードを決めた宇原が3点を先制する。その後、一本にこだわり腕十字、三角絞めと仕掛けていく宇原。最後はアームバーで極めた宇原の勝利となった。


マスター6黒帯ミディアムヘビー級
〇伊藤伸明 (パラエストラ小岩)
vs
●坂本宗彦 (Tokushima Escudo)
ダブルガードで引き込んだ坂本に対し、力強くパスガードを狙う伊藤。サイドに回る過程で腕を巻き込んで腕を極め、伊藤が勝利を果たした。


マスター6黒帯オープンクラス
〇伊藤伸明 (パラエストラ小岩)
vs
●坂本宗彦 (Tokushima Escudo)
階級別同様の対戦となった本戦、坂本が引き込んだが、伊藤が早い動きでパスガードを決めて、3点を先制する。その後マウントまでもっていき、加点する伊藤。最後はクロックチョークで極め切り、階級別に続き勝利し、ダブルゴールドとなった。
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