気温は低いながら晴天に恵まれた3月9日の大阪。Asueアリーナ大阪サブアリーナにて、第11回西日本柔術選手権が行われた。関西での開催ながら、全国から選手が集まり、250試合以上の熱戦が繰り広げられた。
マスター4茶帯ライトフェザー級
〇藤田英輔 (ラグナロク柔術)
vs
×梶本邦宏 (ねわざワールド)
藤田がクローズドガードを割られたところからデラヒーバガードを巻いてベリンボロの反転状態から起き上がり、2点を先取。梶本も必死に追いかけるが、及ばず。この2点が決勝点となって藤田が勝利した。
マスター4茶帯フェザー級
〇古谷裕幹 (誠輪BJJ)
vs
×佐藤真生 (アクシス柔術アカデミー)
ボトムから攻めようとする佐藤に対し、古谷がパスガードなどで5点を先取し、迎えた残り1分半、古谷がアームロックを極めきり勝利した。ほかにも危ない局面を佐藤は耐えきったが、最後のアームロックには対応しきれなかった。
マスター4茶帯ミドル級
〇中川敦 (藤田柔術)
vs
×杉尾政則 (グレイシーバッハ)
残り2分となったところで、中川がハーフから足を抜くタイミングで、バランスを崩した杉尾のターンオーバーし2点を奪取。これが決勝点となって、中川が勝利した。
マスター5紫帯ライトフェザー級
〇樋口雅彦 (グレイシーバッハ)
vs
×吉田公昭 (誠輪BJJ)
決め手がないまま進行した本戦は、最後の1分半から樋口がバックを取ろうと動き続ける。バックを狙い続けた樋口が、残り12秒でアドバンテージを奪い、これが決勝点となって樋口が勝利した。
マスター5紫帯フェザー級
〇中原秀和 (総合格闘技 ゴンズジム)
vs
×中嶋義人 (トライフォース柔術アカデミー)
残り1分となったところで、中原がアームロックを仕掛ける。体を変えながら中嶋も耐えきったが、これがアドバンテージとなって、中原の勝利となった。
マスター5紫帯ライト級
〇松岡英亮 (PATO STUDIO)
vs
×渕辺賢治 (HIMEブラジリアン柔術倶楽部)
全国の試合を転戦している松岡。試合開始わずか10秒でクローズドガードの中から十字締めの形に入ると、それを極めきり、試合時間わずか30秒の試合を制した。
マスター5茶帯フェザー級
〇芝口孝一 (パラエストラ東大阪)
vs
×西園俊一 (シュラプネル柔術アカデミー)小林哲司 (グレイシーバッハ)
開始15秒で芝口が足払いで2点を奪うと、次の45秒でパスガード、マウント、バックで点数を積み重ねる。小林も返そうと粘るが、タイムアップ。芝口の勝利となった。
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Photo by Shiho Yaginuma
Text by JBJJF
