横浜国際柔術選手権は3月20日の春分の日に横浜武道館で行われた。
ここ最近の関東での大会の例にもれず、今大会も早期締め切りとなり、450人を超えるエントリーを集めた。
特に白帯・青帯のエントリーが多く、10名を超えるトーナメントとなるカテゴリーも見受けられた。
各マットで100試合近い熱戦が繰り広げられた。
マスター5紫帯ライトフェザー級
〇関口隆三 (X-TREME EBINA)
vs
×水田博巳 (トライフォース柔術アカデミー)
開始直後に関口が引き込むと、そのまま三角締めの形に入る。そこから関口は腕十字に移行し、水田はたまらずタップ。わずか35秒で決着がついた。
マスター5紫帯フェザー級
〇中村健一郎 (X-TREME EBINA)
vs
×七高剛 (トライフォース柔術アカデミー)
残り3分となったところで、中村がデラヒーバガードからバックを狙う動きをみせる。これにバランスを崩した七高を見逃さず、中村がスイープし2点を奪い、これが決勝点となって中村が勝利を手にした。
マスター5紫帯ライト級
〇松岡英亮 (PATO STUDIO)
vs
×齋藤敦 (CARPE DIEM HIROO)
半分をすぎたところから松岡が怒涛の攻めを見せる。デラヒーバガードから齋藤をターンオーバーして2点を先取すると、パスガードとマウントなどで点数を積み重ねた。松岡は一本も狙う動きもみせたが、ポイント差での勝利となった。
マスター5紫帯ミディアムヘビー級
〇中里武史 (トライフォース柔術アカデミー)
vs
×Thomas Andrew Ehrens (トライフォース柔術アカデミー)
トライフォース勢同士の闘いとなった4マットの初戦、Ehrensが手足の長さを生かして引き込むと、クローズドガードに中里を入れたまま試合が進行する。激しい攻防が繰り広げられたが、最後はレフェリー判定で中里の勝利となった。
マスター5茶帯ライトフェザー級
〇畑忠也 (X-TREME EBINA)
vs
×康本高夫 (Impacto BJJ)
ボトムから攻めようとする康本に対して、畑は落ち着いてさばいていく。スクランブル状態から畑が立ち上がり、2点を奪うと、これがそのまま決勝点となって旗が勝利した。
マスター5茶帯フェザー級
〇谷晃行 (パラエストラ渋谷)
vs
×池大岡弘幸 (アクシス柔術アカデミー)
試合時間が半分経過したところで、ボトムからクローズドガードで攻めていた大岡がオープンガードに。そこから谷が見事にパスガードを決めて、3点を奪うと、これが決勝点となって谷が勝利した。
マスター5茶帯ミドル級
〇調所宏繁 (CARPE DIEM)
vs
×小林大朗 (ヒロブラジリアン柔術アカデミー横浜)
調所が序盤からクローズドガードに小林を入れながら、攻め続ける。小林はクローズドガードを割れず防戦一方のまま試合が進行し、双方無得点のまま終了。終始攻め続けていた調所がレフェリー判定により勝利した。
マスター5黒帯フェザー級
〇岩田修 (Carpe Diem Machid
vs
×金子誠 (X-TREME EBINA)
開始直後引き込んだ金子の腕を抱えながらバック方向に岩田が飛び込み、そこからまずはバックを狙う。1分かけて完全にバックに回る岩田。そこから腕十字に移行して極めきり、岩田の勝利となった。
マスター5黒帯ミドル級
〇臼井稔 (Over Limit 千葉 さくら柔術)
vs
×坂東澄保 (パラエストラ北九州)
ボトムからクローズドガードで攻めようとする坂東に対し、臼井はパスガードを狙う。パスガードには及ばなかったものの、アドバンテージを奪い、これが決勝点となって臼井が勝利した。臼井は最後まで腕を狙うなど積極的な攻めを見せた。
マスター5黒帯ミドル級
マスター6黒帯ミドル級
〇坂本宗彦 (Tokushima Escudo)
vs
×佐野良次郎 (Supreme jiu-jitsu academy)
黒帯になってからも変わらず積極的な試合参加が目立つ坂本。佐野は序盤からボトムから形を作ろうとしするが、体格で勝る坂本がパスガードを狙う。双方決め手のないまま試合は進行したが、終始積極的に動きを止めなかった坂本がレフェリー判定で勝利した。
PHOTO LIBRARY
※PHOTO LIBRARYは有料コンテンツNAVI PLUSのサービスです。
MOVIE
◎こちらの大会映像はメンバーシップ限定公開（ゴールドランク以上）となります。 メンバーシップのご登録はコチラから！ 
/ @jbjjf1997
Text by JBJJF
