芝本幸司の柔術アスリート論【第2話/全12話】
第1話はこちら
『競争の意味』
「勝利とは相手に勝つことではなく、目の前の障害に打ち勝つことである。
競技においてはお互いに対戦相手の障害となることが、プレーヤー同士の義務ですらある。
それによって双方がそれぞれの能力の上限を発見する機会を与え合うことができる。」
『インナーゲーム』にある一文です。
テニスのメンタルトレーニングを扱った本ですが、私が先生から教わってきたことや練習で感じていたことがわかりやすく表現されていて腑に落ちました。
私はトライフォースで柔術を始め、その総代表である早川先生から「練習とは相手を強くする行為だ。」とよく指導されました。
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