
2026年5月17日、ひがしんアリーナ武道場で PANCRASE JIU-JITSU CUP 2026 EAST が開催された。
格闘技団体として広く知られる PANCRASE の名を冠した大会とあって注目度は高く、会場には朝から多くの選手が集まった。
今大会は、白帯から青帯の選手が中心となり、初級〜中級層ならではの勢いと積極性が際立つ試合が続く一日となった。
一方で上帯の参加は少なめで、カテゴリーによってはアットホームな雰囲気も漂う構成に。
それでも、各マットでは勝利をつかみにいく真剣な攻防が繰り広げられ、特に白帯や青帯の選手たちの成長の瞬間が随所に見られた大会となった。
その中から、茶・黒帯カテゴリーの試合をレポートする。


マスター1茶帯ライトフェザー級
〇市村優 (パラエストラ池袋)
vs
●森本直哉 (ねわざワールド)
ダブルガードからトップを選択した森本がアドバンテージを得る。お互い足を取りに行くが、そこから市村がスイープし、2点を先制する。ボトムになった森本がガードを作って応戦するが、膠着が続き、お互いにルーチが2つずつ累積する。残り2分となって森本がスイープに成功し同点とするが、すぐに市村もスイープ仕返し同点とする。残り1分となっても激しい攻防が続くが、市村がポイント差で逃げ切った。


マスター3茶帯ヘビー級
〇清水昌雄 (ねわざワールド)
vs
●加藤潤也 (石田道場)
飛びついてクローズドガードの中に加藤をおさめた清水だが、パスガードを仕掛けられて立ちに戻る。再びクローズドガードで仕掛ける清水だが、加藤がクローズドガードを割ってパスガードを決めて先制する。サイドで押さえ込む加藤に清水は動いてエスケープし、今度は加藤が逆にクローズドガードに清水をおさめる。そこから清水はパスガードを決めて同点に持ち込むと、最後にバックを取る動きでアドバンテージを得て、逆転で勝利をおさめた。


マスター3黒帯ライトフェザー級
〇Changhun Kim (Honjiujitsu)
vs
●高橋俊彦 (パラエストラ吉祥寺)
ダブルガードからトップを選択した高橋が、低い姿勢からパスガードを狙う。担いでKimをインバーテッドの形にしてパスガードを狙う高橋だったが、逆に三角絞めの体勢に入られてしまう。試合時間3分を残して、三角絞めを極め切ったKimが勝利をおさめた。


マスター5黒帯ミドル級
〇坂東澄保 (パラエストラ北九州)
vs
●坂本宗彦 (Tokushima Escudo)
坂東が襟を持ってシッティングから仕掛けるが、坂本のプレッシャーの前に膠着する。残り半分となったところでクローズドガードの中に坂本をおさめた坂東、お互い激しいハンドファイトが続くが、スコアレスのままタイムアップ。レフェリー判定で坂東の勝利となった。


マスター5黒帯オープンクラス
〇坂本宗彦 (Tokushima Escudo)
vs
●坂東澄保 (パラエストラ北九州)
階級別と同じ顔合わせとなったが、今度は坂本がテイクダウンを仕掛ける。それは決まらなかったが、シッティングガードから仕掛ける坂東に坂本がパスガードを狙う。煽ってパスガードの動きを見せた坂本にアドバンテージが入る。その後、坂東がクローズドガードに坂本を入れた形で膠着し、お互いにルーチが2つ累積したが、坂本がアドバンテージ差で逃げ切った。
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