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【コラム】奥田照幸の柔術マニアックス【第9話】

奥田照幸の柔術マニアックス【第9話/全12話】

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ホーウス・グレイシーについて

JIU-JITSU NAVIをご覧の皆様、こんにちは。

柔術マニアックスの時間がやって参りました。

今回は前回予告した通り、ホーウス・グレイシーについて書いて行きます。

ホーウス・グレイシー、ご存じの方も多いですが、1970年代~80年代に掛けて活躍した伝説のグレイシー・チャンピオン、前世代チャンピオンのカーウソン・グレイシーの後継者です。

1982年6月6日、ハンググライダーの事故で早世した事で有名です。

私は94年にグレイシー柔術と出会い、同時期の格闘技通信で目にしたヒクソン・グレイシーに心を鷲掴みにされ、生活がヒクソン・グレイシー一色になりました。

そんな中読んだヒクソンの人生を取り上げた漫画に、彼にはチャンピオンだった兄がおり、事故で亡くなったが、生前既にヒクソンはその兄を越えチャンピオンの座を譲られていたと言うような内容や、伝説のセルジオ・ペーニャ(サジュオ・ペナンと記載?)戦等が盛り込まれ、非常に引き込まれたのを覚えています。

そこから色々調べて行く中、その兄がハンググライダーの事故で亡くなった"ホーウス"だった事、彼はヒクソンより強かった事、多くの柔術関係者が、「ホーウスが生き続けていれば、一番は彼だ」と証言していた事を知りました。

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