シュレック関根のいいから寝とけ【第8話／全12話】
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ルールセミナー受講のススメ
《実力伯仲の試合の勝敗を分けるもの、それがルール》
現在はプロレスとMMAの試合ばかりになってしまったが、俺も数年前まで頻繁に国内外の柔術の試合に出ていたんだよね。
年間で２０大会以上柔術の試合に出ていた年もある。
大きな目標は世界選手権とワールドプロ、そして国内ではアジア選手権と全日本選手権だったんだけど世界選手権は夢破れたね。
だけどワールドプロではアダルト青帯と紫帯で優勝、アジアと全日本は黒帯でも優勝することができた。
もちろんその原動力は練習でつけた実力が大きなものであると思うが、そのほか大事なものとしてはとにかくルールを熟知していたことだったと思う。
《ルール熟知の必要性》
柔術は柔道に比べルールに自由度があるとはいえ、競技であるから当然厳格にルールが設定されている。
道着や帯などのレギュレーションで違反すると試合場に立つことすら許されないし、スラムなど悪質な行為は一発反則負けになる。
そのほか注意や警告が累積すると反則負けになるし、試合内容で勝っていても反則のポイントが原因で判定負けもする。
試合を見ていると反則が原因で勝敗が決まった試合のなんと多いことか！
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