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【ASJJF】『アジアンオープン2022』キッズレポート|将来有望なキッズたちがこぞって参戦


ASJJFとSJJJFの主催大会ではレギュラートーナメントとして常にキッズカテゴリーの試合も同時開催されている。

それに対してJBJJFでは定期開催されているキッズ大会は現在のところ、全日本キッズのみなので、日本のキッズたちは自ずとASJJFと SJJJFの大会に集うこととなる。

この他にも(株)ムンディネロが主催するキッズ大会のブルテリアJRが東京と浜松で開催されているが、これも年に2回だけなので、やはりASJJF&SJJJFのキッズ大会開催数には遠く及ばない。

IBJJFルールを使っているJBJJFとムンディネロ主催大会とSJJIFルール(アドバンテージ&レフリー判定なし、サドンデスあり)のASJJF&SJJJF主催大会では大きくルールが異なっている。

だがキッズ時代から様々なルールでの試合を経験しておけば、将来的にそのルールに合わせた試合運びができるようになると思われ、スタイルの幅が広がることにも繋がるため、これは歓迎すべきことのように思う。

そして繰り返しお伝えしているように来年3月にはグアムから柔術キッズたちが大挙して来日予定で、ASJJF主催の「マリアナスプロ・ジャパン」に出場予定だ。

この大会ではASJJF主催なので、SJJIFルールで行われるため、試合で勝ち抜くためにはこのルールでの戦い方を熟知しておく必要がある。

そのためにも日本のキッズ柔術家たちには、レギュラートーナメントでキッズカテゴリーが組み込まれているASJJF及びSJJJFの大会にどんどんと出場していって欲しいと願っている。


過去にも対戦経験がある両者のリマッチとなったキンダガーデン灰帯ライトフェザー決勝戦、杉内志生(ポゴナ・クラブジム)vs山本紗世(CARPE DIEM ASHIYA)は杉内がバックマウントを奪い判定勝ちして前回敗れた試合の雪辱を晴らす。


INFIGHT JAPAN代表のヘナート・シウバの末娘のマリアナ・カオリも出場したが、惜しくも3人巴戦で2連敗を喫した。だが柔術一家の出身だけに今後の成長度合いに期待。


マリアナ・カオリに勝って決勝戦に進出した佐伯舞吏愛(デスティニーJJ)と吉村千菜(X-TREME EBINA)がプレティーン黄帯ライトフェザーの金メダルを争い、佐伯が一本勝ちで優勝した。


女子プレティーン黄帯フェザー決勝戦はサドンデスにもつれ込む激戦に。サミングで目に不自由がありながらも諏訪遊希(X-TREME EBINA)が藤浪心彩(Impacto BJJ)に勝利し歓喜の涙。

【女子キッズ柔術】藤浪心彩vs諏訪遊希 / ASJJF ASIAN OPEN 2022【ブラジリアン柔術】


女子ティーン橙帯ライトで優勝した吉永さくら(パラエストラ岐阜)は姉の愛と共に姉妹揃っての金メダル獲得。姉はアダルト青帯でWゴールドだった。


いま最も勢いがあるキッズといえばこのエンゾ・イマザト(カーロストヨタ)だ。ジュニアティーン黄帯ライト決勝戦で高松一喜(CARPE DUEM MITA)を極めて一本勝ちで優勝している。

【キッズ柔術】石川楽vsエンゾ・イマザト / ASJJF ASIAN OPEN 2022【ブラジリアン柔術】


ともに関東から遠征して出場した青木凰夏(CARPE DIEM MITA)と河野大樹(X-TREME EBINA)がジュニアティーン橙帯ミドル決勝戦で雌雄を決した。結果は青木が勝利でアジアン戴冠。


ティーン黄帯ミドルにはフィリピンから出場のエタン・モンディゴ(OVER LIMIT BJJ)が決勝戦まで勝ち進むもヴィトー・カズオ(カーロストヨタ)に敗れ準優勝に終わる。


ジュニアティーン黄帯ミディアムヘビーのワンマッチ決勝戦を一本勝ちで優勝したのは野澤エディ(RJJ)。宇野文人(SPLASH)から三角絞めを極めている。


大阪から遠征して出場の須田雄律(スコーピオンジム)がティーン橙帯フェザーのトーナメントを全試合一本勝ちで優勝を果たす。須田は最近の活躍ぶりは目覚ましく、まだまだ伸びる逸材だ。

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Photo and text by 橋本欽也/Kinya Hashimoto
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