長谷川亮の絵と格闘技と私【第1話/全12話】
2002年2月、当時ゴング格闘技を発行していた日本スポーツ出版の子会社である日本スポーツ映像にアルバイトで採用され、来年で20年になる業界生活がスタートしました。
日本スポーツ映像は沢村忠、藤原敏男、具志堅用高といった立ち技レジェンドの映像作品を販売する会社で、主に扱っていたのがビデオテープというのが時代を感じさせます。
日本スポーツ映像の入ったビルは、ゴング格闘技編集部のビル真向いにあり、締め切り前の繁忙期になると、弁当の買い出しやデザイン事務所への入稿を手伝っていました。当時はまだ写真もフィルムが多く、大容量データも送信ができなかったため、MOディスクなどに入れ自力で運んでいたのです。
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