7/22(祝)、東京・八王子のエスフォルタ八王子で開催の「第8回東日本柔術選手権」で遂に関東圏でJBJJF主催大会が再開された。
今大会に先駆けて関東圏以外ではすでに大会が開催されており、軒並み盛況となっているのは、いかにJBJJF主催大会が待ち望まれていたかに尽きるだろう。
満を辞して開催の「東日本選手権」だが、参加者数は延べ人数で500人を超え、マット数は6面で行われた。
これだけの規模をもってしても参加申し込みをかなり早い段階で早期終了しているのだから、予定通りに最終締め切りまで受付していたら、どれだけ参加人数が膨らんでいたか想像もつかない。
2021年も半年が過ぎ、もうすぐ8月に突入しようとしている中での東日本選手権開催はJBJJF主催大会の仕切り直しのリスタートに相応しい盛況ぶりとなった。
来月にはJBJJF主催大会の天王山ともいえる全日本選手権があり、再来月には最大規模大会の全日本マスターの開催を控えている。
それらの大会の前哨戦ともいえる東日本選手権は黒帯、色帯、女子の3回に分けて詳細にレポートする。
まずはアダルト色帯から紹介したい。
アダルト茶帯ライトフェザー決勝戦
野村優眞(PATO STUDIO)
vs
神田隆憲(パラエストラ千葉)
過去に他連盟の大会で対戦し野村が敗れているが今大会ではリベンジ。1回戦は5-0で勝利し、決勝戦も同じ顔合わせとなるはずだったが神田が棄権し不戦勝で野村が優勝となった。
アダルト茶帯ミドル決勝戦
平澤拡(PATO STUDIO)
vs
峯岸零弥(パラエストラ小岩)
ワンマッチ決勝戦だったミドル級は平澤がテイクダウンで先制するとそのままトッポポジションをキープして峯岸の攻めを凌ぎきって優勝を果たす。
アダルト茶帯オープンクラス決勝戦
上久保周哉(頂柔術)
vs
平澤拡(PATO STUDIO)
ONEで活躍中のMMAファイター・上久保はライト級で一人優勝でオープンクラスのみの試合となった。この決勝戦でミドル優勝の平澤と対戦し得意のWアンダー狙いを続けてレフェリー判定勝ち。
アダルト茶帯オープンクラス表彰台
優 勝 上久保周哉(頂柔術)
準優勝 平澤拡(PATO STUDIO)
3 位 村田航平(パラエストラ八王子)
アダルト紫帯ライトフェザー決勝戦
岡泉海(パラエストラ古河)
vs
箕輪洸葉(TEAM STF)
修斗ストロー級世界チャンピオンの箕輪ひろばが柔術マッチ参戦し、1回戦&準決勝を絞めで一本勝ちして決勝戦進出も岡泉のモダン柔術に対応できず14-0で完敗を喫したが準優勝は立派な戦績だ。
岡泉海vs箕輪洸葉の動画はこちら。
アダルト紫帯フェザー決勝戦
ダニーロ・ハマザキ(CARPE DIEM)
vs
村瀬一晃(X-TREME柔術アカデミー)
いま最も勢いのある紫帯であるダニーロはフェザーの3人巴戦で同じ対戦相手となった村瀬を2回とも絞めで極めて優勝。アグレッシブなスタイルで極めを連発した。
ダニーロ・ハマザキvs村瀬一晃の動画はこちら。
アダルト紫帯オープンクラス決勝戦
ダニーロ・ハマザキ(CARPE DIEM)
vs
トミー・ヤノ(IGLOO)
ダニーロは続くオープンクラスでも強さを発揮。決勝戦はついに実現のvsトミー戦で2回のテイクダウンを決め優位に試合を進めた。最後にスイープを許すも4-2で勝利、Wゴールド獲得。
ダニーロ・ハマザキvsトミー・ヤノの動画はこちら。
アダルト紫帯オープンクラス表彰台
優 勝 ダニーロ・ハマザキ(CARPE DIEM)
準優勝 トミー・ヤノ(IGLOO)
3 位 村瀬一晃(X-TREME柔術アカデミー)石原健流(ストライプル取手)
アダルト青帯オープンクラス決勝戦
本庄太朗(CARPE DIEM JIYUGAOKA)
vs
石井晴(トライフォース柔術アカデミー)
激戦だった青オープ決勝は2-2/2-0で本庄が勝利してミドルと合わせて2冠のWゴールド。だが日系アメリカ人の本庄は今大会参戦後にアメリカに帰国の予定だ。
本庄太朗vs石井晴の動画はこちら。
Photo and text by 橋本欽也/Kinya Hashimoto
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