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【JBJJF】第5回南日本柔術選手権レポート

7月11日(日)福岡県福岡市・福岡市総合体育館で開催された『第5回南日本柔術選手権』。

日本ブラジリアン柔術連盟(JBJJF)は、新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の感染拡大による緊急事態宣言・まん延防止重点措置により、活動を休止していた。

2020年11月15日『第21回全日本ブラジリアン柔術選手権』以来8ヶ月ぶり、九州での大会は2019年11月3日『第13回九州柔術選手権』以来20ヶ月ぶりとなった。


感染症予防対策を講じての初の地方大会と言うことでJBJJF浜島邦明常務理事が自ら指揮をとって大会運営を進めた。また九州各地から代表指導者も勢揃いし、レフェリーやスタッフとして大会運営に携わった。

久しぶりの九州での大会ということで、白帯〜黒帯・女子のカテゴリーの試合が成立し、盛り上がりを見せた。

マスター2黒帯ライト級
江端講平 (BOHEMIANS)
VS
大古場歩 (アクシス柔術アカデミー)
唯一の黒帯の試合となった江端VS大古。江端のラペルを使った得意なワームガードを駆使して勝利。

マスター2黒帯ライト級
優 勝 江端講平 (BOHEMIANS)
準優勝 大古場歩 (アクシス柔術アカデミー)

江端の活躍をあってこの日の団体優勝は、BOHEMIANSが勝ち取った。

マスター5茶帯ミディアムヘビー級
島田久嗣 (パラエストラ北九州)
VS
佐保和久 (ねわざワールド プラスドージョー)
茶帯の試合もこの2人の対決のみとなった。ミディアムヘビー・オープンクラス共にレフェリーとしても活躍する島田が制した。

マスター5茶帯ミディアムヘビー級
優 勝 島田久嗣 (パラエストラ北九州)
準優勝 佐保和久 (ねわざワールド プラスドージョー)

島田は、大会後に黒帯に昇格した。

アダルト紫帯フェザー級
トミー矢野 (IGLOO)
VS
野瀬翔平 (マスタージャパン福岡)

この日最も注目を集めた対戦は、このトミー矢野VS野瀬だ。
トミーは東京を中心に選手活動をする傍ら、海外や地方にも積極的に遠征をしコロナ禍でも経験を積んできた。一方、野瀬は元柔道エリートで、現在プロ修斗で活躍するマスタージャパン期待のホープだ。
試合は、トミーが50/50、デラヒーバ、スパイダー、ワームとガードを巧みに変化し下からコントロールしスイープとフットロックを狙い、野瀬は強烈なパスガードでプレッシャーをかける展開が続いた。残り3分というところで試合が大きく動く。
ワームガードからのスイープに成功したトミーが2ポイントを先制。その後スクランブル気味に上下を入れ替えて野瀬がスイープ。しかしすぐにトミーがスイープを取り返し、そのまま時間切れとなり4−2でトミーの勝利となった。

アダルト紫帯フェザー級
優 勝 トミー矢野 (IGLOO)
準優勝 野瀬翔平 (マスタージャパン福岡)

アダルト紫帯オープンクラス
トミー矢野 (IGLOO)
VS
野瀬翔平 (マスタージャパン福岡)

注目の同対決がオープンクラスでも実現。
今度はトップを選んだトミー。50/50ガードからスイープに成功し、野瀬が2ポイント。
その後、トミーが50/50やワームガードで揺さぶりスイープを狙うが、野瀬の鉄壁のディフェンスとトップからパスガードを狙われ、思うように試合展開が作れない。そのまま序盤の2ポイントのリードで野瀬が勝利。

アダルト紫帯オープンクラス
優 勝 野瀬翔平 (マスタージャパン福岡)
準優勝 トミー矢野 (IGLOO)

そして今大会からJBJJFとMUSCLE TECH・XTENDがパートナーシップを締結したことにより、出場者全員に参加賞、優勝者は副賞でサプリメントが贈呈された。
また岐阜県の鬼岩湯元館のロカボ懐石の食事券が優勝者に贈呈された。

団体表彰
優 勝 BOHEMIANS
準優勝 パラエストラ北九州
3 位 アクシス柔術アカデミー

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公式結果

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PODIUM PHOTO

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PHOTO GALLERY

Photo by JBJJF
Text by 新明佑介/Yusuke Shinmyo

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