奥田照幸の柔術マニアックス【第11話/全12話】
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史上最強のグレイシーと言われたホーウスが如何にファミリー・チャンピオンの座に付いたのか?
JIU-JITSU NAVIをご覧の皆様、こんにちは。
柔術マニアックスの時間がやって参りました。
前回の最後で書かせて頂きましたように、史上最強のグレイシーと言われたホーウスが如何にファミリー・チャンピオンの座に付いたのか?
その詳細と周辺の出来事について書かせて頂きます。
1967年、35歳になったカーウソン・グレイシーは引退を見据え、自身の後継者は当時18歳だったカーリーになるのではと見当を付けていました。
カーリーの実力はそれ程突出していたからです。
当時の後継者候補はカーリー18歳、ホシアン17歳、ホーウス16歳、カーリオン15歳、ホリオン15歳、へウソン14歳の6人が、エリオによって選ばれました。
"ライオン"と呼ばれる程に強く、体格的にも優れていた最年長のカーリーでしたが、ファミリー内で二つの大きなトラブルを起こし、ファミリー・チャンピオンへの道を断たれてしまいました。
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