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【Special】柔術黒帯 新村康行が「Sexy Zone」菊池風磨の弟・音央とプロデビュー戦で対戦し勝利!!|インタビューを掲載

ブラジリアン柔術黒帯で数々の実績のある新村康行(パトスタジオ)が2022年3月16日(木)後楽園ホール『VICTORIVA Vol.10 & DANGANオール4回戦2023Vol.3』で33歳にしてプロボクサーデビューを飾った。
デビュー戦の対戦相手が、同じくこの日にプロデビューするジャニーズ事務所「Sexy Zone」のメンバー菊池風磨の弟である菊池音央(新日本木村)ということで、両者のデビュー戦に世間からの注目が集まった。

64.5kg契約4回戦
○新村康行(SRS)
vs
菊池音央(新日本木村)
新村判定勝ち

接戦を見事に制した新村が勝利。
試合2日後に試合の感想、ボクシングへの思い、柔術との両立などについてインタビューを行いました。


新明:ボクシングに興味をもったのはいつですか?

新村:高校1年生の時に長谷川穂積選手の試合を見て興味を持ちました。

新明:長谷川選手がきっかけなんですね。カッコ良かったですもんね。ボクシングを習い始めたのはいつからですか?

新村:高校3年間ボクシングジムに通い、高校卒業後は総合格闘技と柔術の練習をしていましたが22歳以降は柔術一本に絞り黒帯をとりました。
30歳を過ぎたあたりからプロボクシングのリングに上がりたい思いが強くなり2021年の11月に SRSボクシングジムに入会致しました。

新明:総合の練習をしているのは知っていましたが、ボクシングが先だったんですね。プロデビューが決まった時の感想を教えてもらえますか?

新村:早く試合がしたいと思っていたのでシンプルに嬉しかったです。

新明:かなり絞ってましたが、階級は何級で何キロだったんですか?柔術の時に比べてどれくらい減量しましたか?

新村:今回の試合前は72キロくらいあり、64.5キロ契約だったのでトータルで7.5キロ減量しました。

新明:おお、そんなに!

新村:柔術の階級はフェザー級なので70キロで試合に出ています。
柔術は試合直前に計量ですが、ボクシングは試合前日に計量なので水抜きを多めにでき、その点調整は楽でした。

新明:確かに計量のタイミングが違えば減量する体重も変わってきますよね。

新村:新人王トーナメントはスーパーライト級(63.5キロ)で出場します。

新明:おお、更に絞るんですね!

新村:はい!

新明:今回の対戦相手の菊地音央選手が、Sexy zoneの菊池風磨さんの弟という事で注目されていましたがどんな気持ちでしたか?

新村:相手が誰であれ負けられないので特に気にしてはいなかったです。

新明:僕は注目されてたから嬉しかったですよ(笑)試合は思うような展開になりましたか?

新村:まったくなりませんでした。最初から最後まで全部。

新明:そうでしたか。でも勝利できて次に繋がりますね。勝利した時の気持ちを教えて下さい。

新村:安堵しました。一歩踏み出したという喜び、そして早く身体を休めたいと思いました。

新明:本当にお疲れ様でした。今後はボクシング、柔術の試合の予定はありますか?そして両立できそうですか?

新村:ボクシングは新人王戦にエントリーしており、既に対戦相手も決定しております。時期は5月〜6月くらいから始まり、勝ち進めば年内に5試合あります。12月が決勝です。
柔術はJBCの規定によりプロボクサー期間中は試合出場が出来ませんが、いつでも試合復帰できるような気持ちで練習は引き続きパトスタジオにて続けていきます。
それに、あくまでも僕の場合ですが、柔術の練習がボクシング技術に良い影響を与えているのでそういった面でも両立はして行く予定です。

新明:ボクシングにはそう言った規定があるんですね。練習はあくまでも二刀流でいくわけですね。応援しています!最後に一言アピールしたいことがあれば宜しくお願いします。

新村:柔術界の皆様からの応援がとても心強く、僕の原動力になっています。感謝しきれません。本当にいつもありがとうございます。


【最近の柔術の戦績】
2022年デラヒーバカップ/アダルト黒帯フェザー級3位
2022年全日本オープン/アダルト黒帯フェザー級優勝
2022年東日本オープン/アダルト黒帯オープンクラス優勝
JBJJFランキング2022年アダルト黒帯3位

新村康行/Yasuyuki Niimura
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Photo by 新村康行/Yasuyuki Niimura
Interview by 新明佑介/Yusuke Shinmyo

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