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【JBJJF】横浜国際柔術選手権2024 試合レポート ③ | マスター３～４紫・茶・黒帯

横浜国際柔術選手権は3月20日の春分の日に横浜武道館で行われた。
ここ最近の関東での大会の例にもれず、今大会も早期締め切りとなり、450人を超えるエントリーを集めた。
特に白帯・青帯のエントリーが多く、10名を超えるトーナメントとなるカテゴリーも見受けられた。
各マットで100試合近い熱戦が繰り広げられた。

マスター3紫帯ライトフェザー級
〇鈴木孝典 (TRIAL&ERROR)
vs
×北野範之 (ヒロブラジリアン柔術アカデミー横浜)
残り2分を切ったところで、鈴木が北野のバックを狙いながらターンオーバーして2点を奪うと、これが決勝点となって鈴木が勝利した。北野もあきらめることなく動き続けたが、点数を奪うまでには至らなかった。

マスター3紫帯フェザー級
〇正木剛志朗 (Submit-MMA)
vs
×森本慧 (PATO STUDIO)
開始後わずか10秒でワンレッグのタックルから正木が2点を先取すると、その後もパスガードを立て続けに奪って点数を重ねる。終わってみれば13点の大量リードで正木が勝利した。

マスター3紫帯ヘビー級
〇川﨑聡士 (ストライプル茨城)
vs
×松本哉朗 (ねわざワールド)
川崎がボトムから足を取ってターンオーバーして2点を先取すると、パスガードやニーオンベリーなどで点数を重ねる。洗濯ばさみのような形で抑え込んだところで松本がタップし、川崎の勝利となった。

マスター3茶帯ライトフェザー級
〇向井郁雄 (エクストリーム柔術アカデミー)
vs
×篠原大地 (ストライプルオハナ)
ダブルガードから向井が立って2点を奪うと、篠原もすぐに2点を返すシーソーゲーム。4-4となった残り30秒、一瞬の隙をついて向井がアームバーを極めて向井が勝利した。

マスター3茶帯ライト級
〇Daekyeong Won (paraestra osan)
vs
×池田哲郎 (CARPE DIEM HIROO)
序盤でダブルガードからWonが池田の足を持って立ち上がり、2点を先取。池田も点数を返そうとボトムから攻め続けたが、点数を奪うまでには至らなかった。序盤の2点がそのまま決勝点となってWonが勝利した。

マスター3黒帯ライト級
〇坂原慶弘 (スパークルー)
vs
×塚本隆康 (パラエストラ吉祥寺)
塚本が引き込んで、ボトムから攻める形で試合が進む。坂原はクローズドガードとオープンガードが繰り返される塚本のボトムからの攻めを攻略できぬまま試合が終了した。最後はレフェリー判定で坂原に軍配があがった。

マスター3黒帯ミドル級
〇Michael Fowler (North Shore Jiu-Jitsu Club)
vs
×大井暁彦 (パラエストラ千葉)
久し振りの日本での試合となるFowlerが開始わずか1分で電光石火のアームロックを極めきり勝利した。

マスター4紫帯ライトフェザー級
〇山口聰 (トライフォース柔術アカデミー)
vs
×大谷浩章 (ユナイテッドジム)
ボトムから攻める大谷の隙をついて、山口がパスガードを決めて3点を先取し、これがそのまま決勝点となった。大谷もあきらめず何度もボトムから形を作ろうと動き続けたが、点数を奪うまでには至らず、山口に勝利となった。

マスター4紫帯フェザー級
〇島野航 (FREE & FREE)
vs
×米田圭一郎 (IGLOO)
米田のクローズドガードに島野が入った状態で試合が進行し、膠着した試合となったが、残り1分を切ったところで、島野がパスガードを仕掛ける。ねばる米田の足を束ねて島野がパスガードをきめ、これが決勝点となって島野が勝利した。

マスター4茶帯フェザー級
〇田所知 (X-TREME EBINA)
vs
×吉田章太 (CARPE DIEM KAMAKURA)
試合中盤、田所がディープハーフからターンオーバーして2点を奪う。吉田も取り返そうとボトムから粘るが、試合終了直前にさらに田所がパスガードも決めて万事休す。田所がポイント差で勝利した。

マスター4茶帯ライト級
〇宇野薫 (UNO DOJO)
vs
×友保雅晴 (CARPE DIEM MITA)
ボトムからハーフやクローズドガードで攻める友保に対し、体幹の強さを見せて落ち着いてさばく宇野。残り1分となったところでレペラを使った締めを見せた宇野にアドバンテージポイントが入り、これが決勝点となって宇野が勝利した。

マスター4黒帯フェザー級
〇野川賢介 (パラエストラ千葉)
vs
×能代谷昭 (X-TREME EBINA)
ダブルガードからボトムを選択し、そこから形を作ろうとする能代谷だったが、うまく作り切れず、そのすきをついた野川がパスガードを決めて3点を奪う。お互い動き続けて試合終了の合図と共に能代谷は倒れ込むほどだったが、パスガードの3点が決め手となって野川が勝利した。